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J-GLOBAL ID:201802291607389164   整理番号:18A1031994

中国人小児における急性ウイルス脳炎と髄膜炎の病因と予後:多施設前向き研究【JST・京大機械翻訳】

Etiology and prognosis of acute viral encephalitis and meningitis in Chinese children: a multicentre prospective study
著者 (9件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 494  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】中国において,近年の小児における急性ウイルス性脳炎および髄膜炎の病原体に関する研究はほとんどなかった。本研究の目的は,中国人小児における急性ウイルス性脳炎と髄膜炎の病因と予後を特徴付けることであった。【方法】これは多施設前向き研究であった。ウイルス性脳炎患者260名とウイルス性髄膜炎患者285名を登録した。ウイルス性脳炎と髄膜炎の平均年齢は,それぞれ5.88±3.60歳と6.39±3.57歳であった。リアルタイム逆転写PCRおよび多重PCRを用いて,脳炎または髄膜炎患者の脳脊髄液(CSF)におけるヒトエンテロウイルスおよびヘルペスウイルスを検出した。酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)を用いて,CSF中の日本脳炎ウイルス(JEV)に対するIgM抗体を検出し,急性血清中のムスウイルス,ダニ媒介脳炎ウイルス(TBEV),デングウイルスおよび風疹ウイルスに対して用いた。患者の入院中に臨床および転帰データを収集した。結果:ウイルス性脳炎の病因は52.5%の患者で確認された。一次病原体はウイルス性脳炎におけるヒトエンテロウイルス(27.7%)であった。確認された病因を有するウイルス性脳炎の後遺症と死亡率の発生率は,それぞれ7.5%と0.8%であった。ウイルス性髄膜炎の病因は42.8%の症例で同定された。主な病原体はウイルス性髄膜炎のヒトエンテロウイルス(37.7%)であった。ウイルス性髄膜炎の予後は,0.7%の患者だけが神経学的後遺症を有しているのに好都合であった。【結論】ヒトエンテロウイルスは,小児における急性ウイルス性脳炎とウイルス性髄膜炎の両方における主要な原因であった。確認された病因によるウイルス性脳炎の後遺症と死亡率の発生率は,それぞれ7.5%と0.8%であった。ウイルス性髄膜炎の予後はウイルス性脳炎と比較して良好であった。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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感染症・寄生虫症一般 
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