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J-GLOBAL ID:201802291671358648   整理番号:18A1751342

ヒストンH3(Ser10)リン酸化は腫瘍細胞悪性表現型の維持における役割【JST・京大機械翻訳】

Histone H3 phosphorylation at Ser10 on maintainence of malignancy in tumor cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 81-86,91  発行年: 2018年 
JST資料番号: C2871A  ISSN: 1004-616X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】腫瘍細胞の悪性表現型におけるヒストンH3(Ser10)のリン酸化の役割を調査する。方法;【方法】HepG2,Bel7402,SMMC-7721,およびヒト正常肝細胞L02におけるH3(Ser10)のリン酸化を,ウェスタンブロット法によって検出し,H3(Ser10)の低リン酸化変異型細胞株を構築した。腫瘍細胞の悪性表現型に対するH3(Ser10)のリン酸化の影響を,軟寒天コロニー形成アッセイにより検出した。ウェスタンブロット法を用いて,蛋白質ホスファターゼ2Aの調節遺伝子IGBP1(α4)の発現に及ぼすH3(Ser10)のリン酸化レベルの影響を調査し,バイオインフォマティクスを用いて,IGBP1遺伝子プロモーターのAP-1部位を予測した。Bel7402とA549細胞株にAP-1とH3(Ser10)リン酸修飾部位の突然変異型細胞株を安定的に発現させ、二重ルシフェラーゼレポーターシステムを用いて、p-H3(Ser10)のα4に対する転写調節作用を検証した。【結果】対照群と比較して,H3(Ser10)のリン酸化レベルは2.61倍増加し(P<0.05),癌遺伝子のα4蛋白質発現は2.06.3倍増加した(P<0.05)。H3(Ser10)部位が突然変異したBel7402細胞(Bel-H3S10A)中のH3(Ser10)のリン酸化レベルは明らかに低下し、軟寒天上に形成したクローンの数は30%減少した。塩化カドミウムはp-H3(Ser10)のリン酸化とα4の発現(P<0.05)を明らかに誘導し、しかも用量-反応関係があり、H3(Ser10)のリン酸化がα4の発現を調節できることを示唆した。バイオインフォマティクスの予測により、IGBP1プロモーター領域にAP-1の結合部位が存在することが分かった。二重ルシフェラーゼレポーター試験の結果,A549-AP-1-H3S10A(S10A)細胞株におけるH3(Ser10)のリン酸化レベルは低下し,塩化カドミウム処理下では,α4の蛋白質レベルは47%減少した(P<0.05)。結論:ヒストンH3(Ser10)のリン酸化は腫瘍細胞の悪性表現型の維持に作用し、おそらく転写因子AP-1の活性化を通じて、癌促進因子α4の発現を制御する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  神経の基礎医学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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