文献

J-GLOBAL ID：201802291716337236   整理番号：18A2005241

気泡プルームからの酸素移動【JST・京大機械翻訳】

Oxygen transfer from bubble-plumes

著者 (2件)： Niida Yasuo (Environmental Science Research Laboratory, Central Research Institute of Electric Power Industry, 1646 Abiko, Abiko-shi, Chiba, Japan) ,  Watanabe Yasunori (School of Engineering, Hokkaido University, North 13 West 8, Sapporo, Hokkaido, Japan)
資料名： Physics of Fluids  (Physics of Fluids)
巻： 30  号： 10  ページ： 107104-107104-15  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0052B  ISSN： 1070-6631  CODEN： PHFLE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋破壊波の下で生成された気泡プルームは,気泡内のガスが,崩壊波誘起乱流により対流されるので,大気と海洋の間のガス移動において重要な役割を持つ。特に,酸素溶解は海洋生態系における全ての生物学的活性を支持する。気泡からバルク水への酸素移動は局所気泡流の動力学に依存する。渦伴流に関連する横方向の気泡運動は,気泡サイズに依存して,周囲流体中の乱流を発生させるので,プルーム中の溶存ガスは複雑な対流と拡散過程を通して輸送される。小さい剛体気泡からのガス移動の解析的及び経験的モデルが以前に提案されているが,乱流場における気体濃度に及ぼす気泡サイズの影響はほとんど理解されていない。本研究では,気泡プルーム乱流と溶存酸素(DO)濃度場に及ぼす気泡サイズの明白な影響を調べ,実験的画像解析に基づいて大変形可能気泡に適用できる新しい経験的気体移動モデルを提案した。プルーム中のガス輸送過程を,提案したガス源モデルによる気泡乱流結合流計算を用いて同定し,実験的DO濃度の変化を良く説明した。提案した移動速度モデルは適用可能な気泡サイズ範囲を拡張し,プルーム内の酸素濃度増加の主な特徴を予測した。これらの知見は,破壊波の下で典型的に形成され,海洋環境における酸素濃度を予測するために,より広い気泡サイズ範囲を持つ実際の気泡プルーム流の動力学の理解を改善する出発点として役立つことを期待する。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 気体輸送 ,  溶解 ,  気泡流 ,  溶存酸素 ,  対流 ,  乱流 ,  *プルーム ,  画像分析 ,  渦 ,  *酸素 ,  海洋環境 ,  海洋 ,  *気泡 ,  酸素濃度 ,  後流 ,  流体流
準シソーラス用語： 伴流 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 気泡 ,  プルーム ,  酸素移動