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J-GLOBAL ID:201802291765527751   整理番号:18A1068923

新規TRPM8アゴニストはドライアイ不快感を軽減する【JST・京大機械翻訳】

A novel TRPM8 agonist relieves dry eye discomfort
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 101  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7442A  ISSN: 1471-2415  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:眼表面の物理的冷却は眼の不快感を軽減するが,このイベントをドライアイ不快感の薬物治療に変換することは研究されていない。ここでは,TRPM8を選択的に活性化するが,TRPV1またはTRPA1ではない(C3,1-ジイソプロピルホスホリルノナン)水溶性TRPM8受容体アゴニストを合成し,乾燥眼疾患の軽症型の被験者でC3を試験した。【方法】トランスフェクション細胞におけるTRPM8,TRPV1およびTRPA1受容体の活性化のために,1-ジアルキルホスホリルアルカンのセットを試験した。生理活性プロフィールを,麻酔ラットへの経口,局所および静脈内送達により比較した。選択された鉛候補C3または車両(水)を,乾燥眼疾患(n=30)を有する患者の上眼けんに綿ガーゼパッドを用いて適用した。冷却感覚,涙液膜破壊時間(TBUT),基礎涙液分泌,および角膜染色を評価した。C3は,水(n=20)または水のみで2mg/mLのC3を含む前負荷単一ユニットアプリケータを用いて,2週間,1日4回投与した。TBUT,基礎涙液分泌,および角膜染色,および眼不快感(VASスケール,OSDI,およびCVS症状)の3つのアンケート調査を,1週間および2週間後に分析した。結果:C3はTRPV1またはTRPA1活性のない選択的で強力なTRPM8アゴニストであった。試験動物において,C3経口投与後の振盪行動の欠如は,それをさらなる研究のための第一選択とした。C3は,ドライアイ病の動物モデルにおいて涙液分泌を増加させ,ボランティアの眼に装着すると刺激しなかった。C3単独投与(2mg/ml)は<5分で有意な冷却をもたらし,60分間の涙液分泌の増加と共に46分持続した。2週間適用したC3は,1および2週間で症状の改善を明らかに示す,眼不快感指数のアンケート調査により,基礎涙液分泌を有意に増加させた。いずれの被験者においても,刺激や痛みの訴えは報告されていない。【結論】C3は,眼表面におけるTRPM8機能の研究およびドライアイ不快感の軽減のための有望な候補である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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眼の疾患の薬物療法  ,  感覚器作用薬の臨床への応用  ,  その他の感覚  ,  細胞膜の輸送 
引用文献 (68件):
  • Ocul Surf; Rethinking dry eye disease: a perspective on clinical implications; AJ Bron, A Tomlinson, GN Foulks, JS Pepose, C Baudouin, G Geerling; 12; 2014; S1-31; 10.1016/j.jtos.2014.02.002; CR1;
  • Eye Contact Lens; The core mechanism of dry eye disease is inflammation; Y Wei, PA Asbell; 40; 2014; 248-256; 10.1097/ICL.0000000000000042; CR2;
  • Ophthalmic Physiol Opt; Computer vision syndrome: a review of ocular causes and potential treatments; M Rosenfield; 31; 2011; 502-515; 10.1111/j.1475-1313.2011.00834.x; CR3;
  • The epidemiology of dry eye disease: report of the Epidemiology Subcommittee of the International Dry Eye WorkShop (2007). Ocul Surf. 2007;5:93-107.
  • J Ophthalmol; Prevalence of and risk factors for dry eye symptom in mainland china: a systematic review and meta-analysis; NN Liu, L Liu, J Li, Y-Z Sun; 2014; 2014; 748654; CR5;
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タイトルに関連する用語 (4件):
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