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J-GLOBAL ID:201802291804871456   整理番号:18A0827076

小型中性子源の現場利用を目指した残留オーステナイト相分率測定手法の開発

Development of On-site Measurement Technique of Retained Austenite Volume Fraction by Compact Neutron Source RANS
著者 (6件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 138-144(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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X線回折または電子後方散乱回折は,表面層からのみ情報を提供することができる一方,中性子工学回折は,バルク平均における鋼の微細構造の情報を提供する強力な技術である。しかし,中性子回折を用いたこのような測定は,反応炉やシンクロトロンのような大型施設で典型的に行われて,コンパクトな中性子源はこの目的のために使用されていない。最近,著者らは理研加速器で駆動される小型中性子源(RANS)に搭載する中性子回折計を開発し,鋼板の組織進展の測定に成功した。本研究では,RANSによる残留オーステナイトの体積分率を測定する試みを行った。低フラックス中性子で可能な限り多くの回折ピークを検出するために,背景雑音を注意深く除去した。体積率をRietveld解析により推定した。大型中性子施設(J-PARC TAKUMI)によって得られた測定精度と比較することによって,測定結果の精度を議論した。妥当な測定時間,すなわち30~300分でRANSによって得られた体積率は,J-PARCで得られたものとわずか1~2%の不一致しか示さなかった。これらの比較により,RANSによる中性子回折は結晶相の体積分率の定量的解析が可能なことを示唆し,産業における自家コンパクト中性子源の実用化の可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  中性子回折法 

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