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J-GLOBAL ID：201802291840075187   整理番号：18A1710563

ディーゼル機関燃焼のための多段煤モデルと結合した新しいジェット燃料代理とその関連反応機構の開発【JST・京大機械翻訳】

Development of a new jet fuel surrogate and its associated reaction mechanism coupled with a multistep soot model for diesel engine combustion

著者 (6件)： Yu Wenbin (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore) ,  Tay Kunlin (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore) ,  Zhao Feiyang (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore) ,  Yang Wenming (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore) ,  Li Han (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore) ,  Xu Hongpeng (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 9 Engineering Drive 1, Singapore 117575, Singapore)
資料名： Applied Energy  (Applied Energy)
巻： 228  ページ： 42-56  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0097A  ISSN： 0306-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,物理的,気相化学的性質および閾値煤化指数(TSI)を含む実際のジェット燃料特性を模擬することにより,新しいジェット燃料代替物を開発した。物理的及び化学的特性並びに煤化傾向の両方を本質的に満足する種組成を計算するための知的最適化手法を提案した。8つの特性を,液体密度,粘度,表面張力,セタン価(CN),水素炭素(H/C)比,分子量(MW),低い発熱量(LHV)およびTSIを含むジェット燃料代理開発のための目標特性として選択した。結果として,新しいジェット燃料代替物のCN,H/C比,LHV,TSIおよび密度は,3%以内の非常にわずかな偏差で,非常に良く再現された。粘度の平均偏差は-6.318%であり,MWの偏差は9.776%である。すべての特性の中で最も高い偏差として,表面張力の平均偏差は11.76%である。新しく開発したジェット燃料代替物に基づいて,デカリン,n-ドデカン,イソオクタン,イソオクタンおよびトルエンを含む5つの成分を有する骨格ジェット燃料代理機構を開発した。骨格ジェット燃料代理機構は,大分子C_4-C_nと小さいH_2/CO/C_1分子の酸化のための化学を記述することによって,それぞれ74種と189反応に著しく圧縮された。それは,それを3-Dエンジン燃焼シミュレーションのために使用するのに実用的にする。着火遅れ時間の検証は,広い範囲の当量比(0.5~2.0)と圧力(8~30atm)にわたる実験と予測の間の合理的な一致を示した。シミュレーションでは,NTC領域は830Kから950Kで,NTC領域は740Kから890Kであった。予測された種濃度は,特にO_2,COおよびCO_2に対して,実験データの傾向を再現することができた。400Kと470Kでのシミュレーション層流火炎速度は,それぞれ3.5%と4.06%の絶対平均偏差を有する。一定体積噴霧と燃焼検証は合理的に良好である。エンジン燃焼検証において,多段階煤モデルを新しいジェット燃料代理機構に組み込んだ。予測したシリンダ内圧力は実験データを再現することができ,ピーク圧力(ピーク圧力後の平均偏差は約6.2%)後の小さな偏差を期待した。埋め込まれた煤モデルは実験データの傾向を良く再現できる。この新しいジェット燃料代理機構はディーゼルエンジン燃焼シミュレーションにおける利用に対してコンパクトでロバストであると結論できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *煤 ,  *モデル ,  セタン価 ,  *ジェット燃料 ,  界面張力 ,  粘度 ,  分子量 ,  噴霧 ,  *ディーゼル機関 ,  *反応機構 ,  *燃焼 ,  シミュレーション ,  アルキルベンゼン ,  アルカン
準シソーラス用語： 当量比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ジェット燃料 ,  代理 ,  特性 ,  燃焼機構 ,  噴霧 ,  ディーゼル機関

分類 (2件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (2件)： トルエン ,  イソオクタン

タイトルに関連する用語 (7件)： ディーゼル ,  燃焼 ,  多段 ,  煤 ,  モデル ,  ジェット燃料 ,  開発