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文献
J-GLOBAL ID:201802291841332398   整理番号:18A0275672

OsMYC2はイネのジャスモン酸シグナル伝達を介して多数の防御関連転写変化を仲介する【Powered by NICT】

OsMYC2 mediates numerous defence-related transcriptional changes via jasmonic acid signalling in rice
著者 (7件):
資料名:
巻: 486  号:ページ: 796-803  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジャスモン酸(JA)は植物,特に病原体および昆虫に対する防御における様々な事象において中心的な役割を果たしている。塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックス(bHLH)転写因子MYC2は双子葉植物におけるJAシグナル伝達の主要な調節因子として注目を集めている。しかし,栽培イネのような農業的に重要な作物を含む,単子葉植物にどのようにMYC2機能はほとんど理解されていない。JA誘導性転写修飾に及ぼすイネMYC2(OsMYC2)の包括的な影響を明らかにするために,著者らはOsMYC2ノックダウン植物(osmyc2RNAi)を用いたRNA配列決定を行った。osmyc2RNAiでは,例えばキチナーゼおよびプロテイナーゼ阻害剤の,多くの防御関連遺伝子のJA誘導性発現が損なわれた。特化代謝産物の生合成経路のJA依存活性化の減少,特に防御化合物もosmyc2RNAi線で明らかであった。さらに,実質的な変化は異なるタイプ転写因子,MYBタイプ因子などの発現に認められ,だけでなく防御応答が他の形態形成事象におけるOsMYC2の重要性を描写すると考えられた。著者らの知見は,単子葉植物におけるJAシグナル伝達,農業利益をもたらす可能性があるにおけるMYC2の全体的機能を理解するための基本的な情報を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
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