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J-GLOBAL ID：201802291977265106   整理番号：18A1037603

蛋白質構造への洞察を得るための分析熱分解 卵白アルブミンの場合【JST・京大機械翻訳】

Analytical pyrolysis to gain insights into the protein structure. The case of ovalbumin

著者 (3件)： Orsini Sibilla (Department of Chemistry and Industrial Chemistry, University of Pisa, G. Moruzzi 1, 56124 Pisa, Italy) ,  Bramanti Emilia (Institute of Chemistry of Organo Metallic Compounds (ICCOM)- U.O.S., CNR, Via G. Moruzzi 1, 56124 Pisa, Italy) ,  Bonaduce Ilaria (Department of Chemistry and Industrial Chemistry, University of Pisa, G. Moruzzi 1, 56124 Pisa, Italy)
資料名： Journal of Analytical and Applied Pyrolysis  (Journal of Analytical and Applied Pyrolysis)
巻： 133  ページ： 59-67  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0809A  ISSN： 0165-2370  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量分析と結合した分析熱分解に基づく新しい研究を報告し,分子レベルで,卵白アルブミン(OVA)中の凝集体と架橋構造の形成を調べた。この範囲で,OVAを異なる濃度と温度(80°Cまで)で水中に溶解し,1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)を添加した。弱い疎水性及び水素結合により安定化されたβシート及び分子間凝集体の形成は,より高い蛋白質濃度及び温度によりOVAにおいて有利であった。架橋剤(EDC)は蛋白質中にランダムに分布した共有結合の形成を与え,OVA中のランダムコイル構造のかなりの部分を誘導する。FTIR-ATR分光法を用いて,蛋白質立体配座を研究した。質量分析(EGA-MS)と結合した発生ガス分析とガスクロマトグラフィー質量分析(Py-GC-MS)を組み合わせた熱分解を用いて,種々の温度で熱分解中に発生した気体化合物を特性化した。凝集と架橋はOVAの熱安定性を増加させ,その熱分解プロファイルに大きく影響する。研究は,質量分析と結合した分析熱分解が蛋白質構造への洞察を得るために使用できることを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： GC-MS分析 ,  ランダムコイル構造 ,  *卵白アルブミン ,  凝集体 ,  質量分析 ,  熱安定性 ,  *タンパク質 ,  *熱分解 ,  凝集 ,  キャラクタリゼーション ,  水素結合 ,  β構造 ,  共有結合 ,  疎水性
準シソーラス用語： *蛋白質構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： オボアルブミン ,  蛋白質凝集 ,  共有結合架橋 ,  蛋白質構造 ,  Py-GC-MS ,  EGA-MS

分類 (2件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛋白質構造 ,  洞察 ,  分析 ,  熱分解 ,  卵白アルブミン