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J-GLOBAL ID：201802292005603300   整理番号：18A0716511

神経外科患者の周術期における深部静脈血栓症の高発生率【JST・京大機械翻訳】

High Incidence of Deep Vein Thrombosis in the Perioperative Period of Neurosurgical Patients

著者 (10件)： Natsumeda Manabu (Department of Neurosurgery, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Uzuka Takeo (Department of Neurosurgery, Dokkyo Medical University, Tochigi, Japan) ,  Watanabe Jun (Department of Neurosurgery, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Fukuda Masafumi (Department of Neurosurgery, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Fukuda Masafumi (Department of Neurosurgery, Epilepsy Center, Nishi-Niigata Chuo National Hospital, Niigata, Japan) ,  Akaiwa Yasuhisa (Department of Neurology, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Hanzawa Kazuhiko (Department of Thoracic and Cardiovascular Surgery, School of Medicine, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Okada Masahiko (Department of Laboratory Medicine, School of Medicine, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Oishi Makoto (Department of Neurosurgery, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan) ,  Fujii Yukihiko (Department of Neurosurgery, Brain Research Institute, University of Niigata, Niigata, Japan)
資料名： World Neurosurgery  (World Neurosurgery)
巻： 112  ページ： e103-e112  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1144A  ISSN： 1878-8750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 開頭術を受けている患者における深部静脈血栓症(DVT)の発生率と予測因子を解明するために,前向き研究を設計した。開頭術を受けた92人の患者は,DVTの診断のために術前および術後静脈超音波検査および/または造影スパイラルCTを受けた。一次エンドポイントはDVT発生であった。血清D-ダイマー,可溶性フィブリンおよびトロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)の連続レベルを分析した。92名の患者のうち24名(26.1%)はDVTを有し,そのうち10名(41.7%)は術前に診断された。術前DVTを有する患者では,年齢,低下したパフォーマンス状態および下肢不全麻痺の発生率,Dダイマー,可溶性フィブリンおよびTATのレベルは,有意により大きかった。術後DVTの患者において,手術の長さ,術後成績状態の低下の発生,術後日(POD)3,7および14におけるDダイマーのレベル,およびPOD7に関するTATは,有意により大きかった。術後DVTを有する患者は,POD3と比較してPOD7においてDダイマーレベルが上昇した。POD7における2.65μg/mLのDダイマーカットオフは,85.7%の感度と72.3%の特異性を有するDVTを同定するために用いることができた。POD7における5.25μg/mLのカットオフは96.9%の特異性をもたらした。手術前DVT,手術時間の延長,術後DVTのためのPOD7上のDダイマーの上昇に対して,低下した性能状態と高いDダイマーは独立した予測因子であった。DVTは,開頭術前後の患者で頻繁に観察された。低下した性能状態を有する患者は,Dダイマーレベルを検査することによってDVTのために術前にスクリーニングされるべきである。POD3と比較してPOD7上のDダイマーレベルの上昇とPOD7での2.65μg/mL以上のDダイマーレベルはDVTの存在を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 治療成績 ,  *深部静脈血栓症 ,  前向きコホート研究 ,  *患者 ,  *静脈 ,  トロンビン ,  超音波検査 ,  開頭術 ,  抗トロンビン
準シソーラス用語： 特異性 ,  可溶性フィブリン ,  Dダイマー ,  予測因子 ,  *発生率 ,  *周術期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 深部静脈血栓症 ,  神経外科 ,  周術期の期間 ,  静脈血栓塞栓症

分類 (3件)： 循環系の臨床医学一般  (GJ01030V) ,  循環系の疾患  (GJ03000C) ,  運動器系疾患の外科療法  (GG05030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 神経外科 ,  患者 ,  周術期 ,  深部静脈血栓症 ,  発生率