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J-GLOBAL ID：201802292127160460   整理番号：18A1008593

各種溶接法によるねずみ鋳鉄溶接部の強度特性の比較

著者 (4件)： 高橋潤也 (職業能力開発総合大) ,  中島均 (職業能力開発総合大) ,  市川拓 (トヤマ) ,  藤井信之 (職業能力開発総合大)
資料名： 職業能力開発研究誌  (Transactions of JASVET)
巻： 33  ページ： 55-62  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L3987A  ISSN： 2188-7381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ガス溶接,被覆アーク溶接,半自動溶接およびティグ溶接の4種類の溶接方法を適用してねずみ鋳鉄FC200の溶接継手を作製し,溶接金属部の組織,硬度,引張特性,衝撃特性,作業性に及ぼす溶接方法,溶接材料,溶接条件の影響について総合的に評価。
・溶接材料には共金,Ni含有補修肉盛用溶加棒,鋳鉄用溶加棒,軟鋼用溶加棒,マグネシウム溶接ソリッドワイヤ,ミグ溶接ソリッドワイヤを使用。
・機械的強度を重視する場合はねずみ鋳鉄用補修肉盛用溶加棒を用いたティグ溶接が推奨され,作業性,効率性を重視する場合は被覆アーク溶接および半自動溶接が推奨。

シソーラス用語： *ねずみ鋳鉄 ,  溶接 ,  *溶接条件 ,  溶接材料 ,  ガス溶接 ,  SMA溶接 ,  半自動溶接 ,  TIG溶接 ,  溶接継手 ,  溶接金属 ,  金属組織 ,  *機械的性質 ,  押込硬さ ,  引張強さ ,  伸び率 ,  衝撃強さ ,  作業性 ,  *溶接性 ,  溶接棒
準シソーラス用語： 被覆アーク溶接 ,  ティグ溶接 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  Vickers硬さ ,  溶加棒 ,  硬度分布

分類 (3件)： 溶接条件  (WC07080J) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (18件)：

• 藤井信之,高橋潤也,鈴木仁,安田克彦:「各種溶接法による鋳鉄/軟鋼溶接部の強度特性の比較」溶接学会論文集, Vol.23, No.2, pp.302-310(2005).
• 藤井信之,本多弘範,深瀬敦史,安田克彦:「各種溶接法による球状黒鉛鋳鉄溶接部の強度特性」溶接学会論文集, Vol.25,No.2, pp.261-267(2007).
• 経済産業省大臣官房調査統計グループ:「経済産業省生産動態統計年報,鉄鋼・非鉄金属・金属製品統計編」(2015).
• 畠山敬太,篠田清,長谷川利之,大久保通則:「ティグ溶接および摩擦攪拌プロセスによる片状黒鉛鋳鉄の特性変化」溶接学会全国大会講演概要,Vol.89,309(2011).
• 柴田文男:「電子ビーム溶接によるねずみ鋳鉄溶接部の強度特性」鋳造工学,Vol.69,No.5,pp.391-396(1997).

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶接法 ,  ねずみ鋳鉄 ,  溶接部 ,  強度特性