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J-GLOBAL ID：201802292143541527   整理番号：18A0989940

湾曲水路における横越流箇所と横越流量特性の関係に関する実験的研究

EXPERIMENTAL STUDY ON RELASHINSHIP BETWEEN LATERAL OVER FLOW AND LOCATION OF LATERAL WEIR

著者 (3件)： 朝位孝二 (山口大学 大学院創成科学研究科) ,  白水達也 (山口大学 大学院創成科学研究科) ,  河元信幸 (山口大学 工学部技術部)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 73  号： 4  ページ： I_709-I_714(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一定曲率半径Rをもつ湾曲水路において,横越流箇所の相違による横越流量特性について実験的に検討を行った.R=0.50mと0.70mの2種類の水路を用いた.また流入流量と横越流堰高さを種々変えて実験を行った.その結果,次のことが明らかとなった.(1) 横越流量は越流水深のベキ乗数に比例する.横越流箇所が湾曲部入り口付近であるとベキ乗数は3/2乗に近く,下流に設置するにつれベキ乗数の値は減少する.(2) 湾曲部入り口から水路中間部までの流出流量比は横越流箇所にあまり依存しないが,それ以降では流出流量比は減少する.(3) 流出流量比はR=0.50mの場合のほうがR=0.70mよりも大きい.(4) 著者らの曲率半径を考慮した横越流量算定式を準用した結果,湾曲部入り口と出口近傍以外では良い精度を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 湾曲流 ,  *開水路 ,  水理模型試験 ,  *越流 ,  水面形 ,  特性 ,  流水量 ,  越流堰
準シソーラス用語： 越流量 ,  *横越流 ,  横越流堰 ,  水理特性 ,  湾曲水路

著者キーワード (4件)： lateral over flow ,  curved channel ,  radius of curvature ,  location of lateral weir

分類 (1件)： 開水路の流れ  (RC10015U)

引用文献 (6件)：

• 1) 秋山壽一郎,重枝未玲,大庭康平,山尾匡人,門田竜祐:直線・蛇行河道における破堤氾濫流の特性とその予測,土木学会論文集B1(水工学),Vol. 68, pp. I_1021- I_1026,2012.
• 2) 吉田晋,椿涼太,河原能久,山田雄也,土谷直広:破堤部を含む蛇行河川水路の流れの計測と氾濫流量の推定,水工学論文集,第54巻,pp. 1015-1020,2010.
• 3) Koji Asai, Nobuyuki Kawamoto, Mashiro Mizui and Hironori Babazono : Experimental Study on Flow from Side-Weir in Meandering Channel with Rectangular Cross Section, Proceedings of 2013 IAHR Congress, 2013.
• 4) 朝位孝二,河元信幸,水井将大:湾曲した水路の横越流公式の流量係数の検討,山口大学工学部研究報告,第65巻,第2号,pp. 49-54,2015.
• 5) 朝位孝二,河元信幸:曲率半径を考慮した湾曲水路の横越流公式の検討,土木学会論文集B1(水工学),Vol. 72,pp. I_577- I_582,2016.

タイトルに関連する用語 (6件)： 湾曲 ,  水路 ,  越流 ,  箇所 ,  流量特性 ,  実験的研究