抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らの脳状態は,著者らの環境に影響を受けて,適応した。したがって,脳の自然状態を研究するためには,実験室外の自然環境における脳応答を測定することが望ましい。機能的脳走査法の中で,脳波(EEG)は,実生活環境における非侵襲的脳モニタリングのための最も有望な方法である。実生活における長期的な記録を可能にするために,EEG装置は着用可能で,ユーザに優しく,離散的である必要がある。耳-EEGは,耳に挿入された耳に置かれた電極からEEG信号が記録される方法である。耳-EEG装置のコンパクトで離散的な性質は,それを長期の実生活記録に適している。本研究では,6名の被験者を従来の頭皮EEGと耳EEGで記録した。全ての記録は,実験室設定と実生活設定の両方で同じ計装とパラダイムで行った。以前に開発したドライコンタクト耳EEGプラットフォームを用いて,耳EEG記録を行った。頭皮電極と耳電極からの信号を同じバイオ信号レコーダによって記録し,後処理と解析における再参照を可能にした。本研究は,4つのパラダイム:聴覚定常状態反応(ASSR),定常状態視覚誘発電位(SSVEP),聴覚開始反応,およびアルファバンド変調から成った。データが頭皮参照(Cz)で分析されたとき,すべての調査された応答は,両方の設定からの記録において統計的に有意であった。統計的に有意なASSRとSSVEPを,同じ耳内の電極に参照された耳電極により実験室で測定した。実生活において,ASSRのみが同じ耳内の参照に対して統計的に有意であった。結果は,電気的脳活動が実生活における乾燥接触電極耳EEGから記録できることを示した。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】