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J-GLOBAL ID：201802292173798856   整理番号：18A0970418

屈曲性高分子のコイル-伸張転移における異常【JST・京大機械翻訳】

Anomalies in the coil-stretch transition of flexible polymers

著者 (2件)： Ghosal Aishani (Department of Inorganic and Physical Chemistry, Indian Institute of Science, Bangalore 560012, India) ,  Cherayil Binny J. (Department of Inorganic and Physical Chemistry, Indian Institute of Science, Bangalore 560012, India)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 148  号： 9  ページ： 094903-094903-9  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子量重合体の流動誘起コイル伸縮転移は,一般的に一次である。しかし,高分子が転移の近傍で平衡に緩和する速度における著しい減速の証拠は,転移の熱力学的特性がより明確でないことを示唆する。上記の減速効果は,実際に二次転移の特性であり,臨界点でのすべての長さスケールのゆらぎの存在に類似して,遷移領域における広いスペクトルの立体配座状態の存在を指摘した。本論文では,自由排水有限拡張鎖モデルに基づく経路積分法を用いて,コイル-伸張遷移の異なる統計力学的詳細を探索する方法として,伸長流の関数として種々の高分子特性を計算した。これらの特性は,高分子の流動-拡張曲線の分子量依存性,その定常状態間距離の分布,およびこれらの距離の特性緩和時間τ_Rを含む。他の知見の中で,著者らの計算は,コイル-伸張遷移がN→∞極限で不連続であることを示し,鎖の有効自由エネルギーは流れのすべての値で単一モードであり,遷移のすぐ近くで広く平坦になり,最終的に大きな流れ強度でプラトー値に達する前の遷移でτ_RとRouse緩和時間の比は急激に増加する。コイル-伸縮転移のこれらの側面は,表面結合高分子の吸着転移と圧縮高分子の脱出遷移を含む,より大きなクラスの非従来型の一次単一鎖遷移の間で起こる。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 第二種相転移 ,  *延伸 ,  *屈曲性重合体 ,  統計力学 ,  伸長流 ,  *高分子 ,  緩和時間 ,  吸着 ,  自由エネルギー ,  スペクトル ,  経路積分 ,  ゆらぎ ,  立体配座 ,  臨界点
準シソーラス用語： 分子量依存性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 屈曲性高分子 ,  伸張