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J-GLOBAL ID：201802292206156575   整理番号：18A1903560

カルボニル化合物のスズ系フラストレートLewis対触媒水素化の機構解明【JST・京大機械翻訳】

Unravelling the mechanism of tin-based frustrated Lewis pair catalysed hydrogenation of carbonyl compounds

著者 (2件)： Das Shubhajit (New Chemistry Unit, Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Research, Bangalore 560064, India. [e-mail]) ,  Pati Swapan K.
資料名： Catalysis Science & Technology  (Catalysis Science & Technology)
巻： 8  号： 20  ページ： 5178-5189  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2461A  ISSN： 2044-4761  CODEN： CSTAGD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,対応するアルコールへのカルボニル化合物のSn/NフラストレートLewis対(FLP)触媒水素化の機構に関する包括的研究を提示した。可能な反応経路を密度汎関数理論計算を用いて詳細に解明した。この反応は,溶液中で活性水素を放出するために,H_2分子のSn/N FLP媒介ヘテロリシス開裂から始まる。著者らの結果は,通常のBroensted酸活性化の代わりに,カルボニル基質がLewis酸錯化により活性化され,続いて水素化過程を完了するために引き続く水素化物とプロトン輸送が続くことを明らかにした。さらに,自己触媒経路の実現可能性も調べた。この反応経路の主な特徴はSn/O FLP媒介H_2開裂であり,これはSn/N FLPsによるH_2分裂に匹敵する障壁を持つ。全体として,著者らの計算機構モデルは実験結果と一致し,計算した自由エネルギー障壁は実験温度で観察された反応性と良く一致した。本研究から得られた洞察は,SnベースのFLP水素化触媒の合理的な開発に重要である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *水素化 ,  プロトン移動 ,  計算 ,  アルコール ,  錯体生成 ,  水素化物 ,  Broensted酸 ,  反応性 ,  Lewis酸 ,  自由エネルギー ,  反応経路 ,  *カルボニル化合物
準シソーラス用語： ヘテロリシス ,  密度汎関数計算 ,  *接触水素化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R)

タイトルに関連する用語 (3件)： カルボニル化合物 ,  スズ ,  触媒水素化