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J-GLOBAL ID:201802292355143351   整理番号:18A0391981

ジスコイジンドメイン受容体1キナーゼ活性は調節するIV型コラーゲン合成に必要である【Powered by NICT】

Discoidin domain receptor 1 kinase activity is required for regulating collagen IV synthesis
著者 (16件):
資料名:
巻: 57-58  ページ: 258-271  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1618A  ISSN: 0945-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジスコイジンドメイン受容体1(DDR1)は結合し,コラーゲンにより活性化される受容体チロシンキナーゼである。DDR1発現は腎損傷後増加し,蓄積された証拠は,損傷の進行に寄与することを示唆した。この目的のために,DDR1の欠失はアンギオテンシン注入,片側尿管閉塞,または腎毒性腎炎により誘発された腎臓損傷を改善するのに有益である。DDR1ヌルマウスで観察された有益な効果の大部分は損傷の部位への減少した炎症性細胞浸潤に起因し,DDR1は炎症誘発性効果を果たすことを示唆した。本研究の目的は,その炎症誘発性効果に加えて,DDR1は細胞外マトリックス産生を直接調節することにより,腎損傷における有害な影響を果たしているかどうか決定することであった。DDR1ヌルマウスは糸球体コラーゲンIおよびIVの堆積が起こり,腎障害の部分的腎臓切除モデル後の蛋白尿減少を減少させたことを示した。DDR1ヌルマウスから分離したメサンギウム細胞を用いて,著者らは,これらの細胞が野生型DDR1で再構成したDDR1ヌル細胞に比べて,著しく少ないコラーゲンを生成することを示した。さらに変異誘発解析は,コラーゲン結合部位またはキナーゼドメインの変異はDDR1媒介コラーゲン産生が有意に低下しことを明らかにした。最後に,ATP競合性低分子阻害剤によるDDR1キナーゼ活性を遮断するコラーゲン産生を減少させるという証拠を提供する。結論として著者らの研究は,DDR1のキナーゼ活性はDDR1誘導コラーゲン合成に重要な役割を果たすことを示し,コラーゲン媒介ブロッキングDDR1活性化は線維症に有益である可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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