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J-GLOBAL ID:201802294593170423   整理番号:18A1790836

ケニア中央部の熱帯高地条件下における窒素施肥量増加に対する低地型水稲品種の子実収量応答

Grain yield responses of lowland rice varieties to increased amount of nitrogen fertilizer under tropical highland conditions in central Kenya
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 59-70 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ケニア国ムエア灌漑地区における熱帯高地条件では,確実に日射量が多く,昼夜の温度差が大きくなる。このような条件では,一般に,水稲の成長と収量が向上すると考えられるが,現在の子実収量は予想量より低い。ムエアにおける現在の標準窒素(N)施肥量として,75kgN/haを一定の時期に3分割して施用した。水稲の成長と収量に及ぼすN施肥量の増加(125,175と225kgN/ha)の影響を評価し,ムエアで高い水稲の子実収量が達成されないのはN施肥量の不十分さによるという仮説を検証した。ムエアで普及している低地型2品種(バスマティ370とBW196)と,他の国で多収と報告されている2品種(タカナリとIR72)を供試した。一定の時期に3分割で施用したN量の増加とともに,品種にかかわらず,シュート乾燥重(DW)が増加した。いくつかの事例において,N条件の増加(>75kgN/ha)の下で,DWが約20t/haに達し,N施用量の増加によって高いバイオマス生産量が達成できることが示された。しかしながら,すべての品種における高N条件下での登熟の低下によって,バイオマス量の増加が子実収量を増加させることはなかった。したがって,N肥料が一定の時期に3分割で施用されたムエアにおける子実収量を増加させるには,75kg/ha以上のN量は効果がなかった。高N条件下で低温の影響が高まることがムエアにおける登熟低下の理由のひとつである可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  施肥法・肥効 

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