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J-GLOBAL ID:201802294961534539   整理番号:18A0469973

カニクイザルにおけるGalT-KOブタ肺異種移植後の早期機能不全と微小血管障害に及ぼす一酸化炭素の影響【Powered by NICT】

Effects of carbon monoxide on early dysfunction and microangiopathy following GalT-KO porcine pulmonary xenotransplantation in cynomolgus monkeys
著者 (16件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: ROMBUNNO.12359  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1620A  ISSN: 0908-665X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:ドナーブタの現在の遺伝的操作の進歩にもかかわらず,ほとんどの非ヒト霊長類はブタ肺移植を受けた日以内に失われた。既に著者らは,一酸化炭素(CO)処理は,ミニブタを用いた同種肺移植(LTx)モデルにおける肺機能を改善することを報告した。本研究では,COの低用量吸入による周術期治療はカニクイザル(cynos)におけるブタ肺異種移植片に有益な効果を有するかどうかを評価した。【方法】八cynosはα-1,3-ガラクトシルトランスフェラーゼノックアウト(GalT KO; n=2)またはヒト崩壊促進因子(hDAF)とGalT-KO(GalT KO/hDAF; n=6)ブタドナーのいずれかを用いた同所性左LTxを受けた。これら八匹を三群に分けた。グループ1(n=2)では,いずれのドナーもレシピエントはCO療法を受けた。グループ2(n=4)では,供与体は180分間吸入COで処理した。グループ3(n=2)では,両ドナーとレシピエントはCO(ドナー:180分;レシピエント:360分)で処理した。吸入COの濃度は血中一酸化炭素ヘモグロビンの測定されたレベル(15% 20%)に基づいて調整した。【結果】二名の患者で,3日間生存した;75時間(CO)と80時間(ドナーとレシピエントの両方でCO)であった。組織学的には,75時間非CO処理よりもCO処理と80時間生存者におけるより少ない炎症細胞浸潤,血管内血栓,出血を示した。抗非Gal細胞毒性レベルは移植片の早期喪失に影響しなかった。CO処理は全体的な異種肺移植片の生存を延長しなかったが,レシピエント/ドナーCO処理は血小板数を維持し,移植片の血行再建術後の2時間でTNF-αおよびIL-6分泌を阻害するのに役立った。さらに,レシピエント/ドナーCO療法を受けた肺異種移植片は,マクロファージと好中球より少ない浸潤を示した。CO処理移植片における浸潤マクロファージと肺胞上皮細胞はヘムオキシゲナーゼ-1を発現した。【結論】更なる研究が必要であるが,CO処理は肺異種移植片のための有益な戦略を提供するかもしれない。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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燃料電池 

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