文献
J-GLOBAL ID:201802295893920722   整理番号:18A0132272

統合失調症における単純対複雑な異常音へのミスマッチ陰性電位のメタ分析【Powered by NICT】

Meta-analysis of mismatch negativity to simple versus complex deviants in schizophrenia
著者 (7件):
資料名:
巻: 191  ページ: 25-34  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3162A  ISSN: 0920-9964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
統合失調症(SCZ)におけるミスマッチ陰性電位(MMN)欠損は1990年代から広く研究されている,ピッチまたは時間のような単一音響次元に変化する簡単な聴覚性オドボール課題deviant)を用いた研究の大多数であった。高次認知障害を調べるためのより抽象的なルールを破るより複雑なdeviant)を用いた関心が高まっている。感覚処理障害を比較し,高次認知機能障害,P300,P3bの亜成分のような後に注意依存性聴覚事象関連電位(ERP)成分を調べることができるに寄与するかは不明である。このメタ分析では,より複雑な異常音への簡単なdeviant)を用いたSCZのMMN障害を比較した。も同じ研究標本におけるMMNおよびP3bを測定した研究をプールし,研究試料内のMMNおよびP3b障害の関係を調べた。著者らの解析は,今までのところ,簡単なdeviant)を用いた研究は,複雑なdeviant)を用いたものより大きな障害を示し,中程度大の範囲で効果サイズを持つことを明らかにした。逸脱タイプ間の効果の大きさの違いは,健常対照者で測定されたMMNの大きさを考慮した場合,有意に減少した。は大きいが,P3b欠損したMMN欠損(d=0.21)より中程度に大きかった。まとめると,著者らの知見は,簡単な異常音へのMMNはまだSCZのバイオマーカーとして最適である可能性があり,感覚処理機能障害はMMN欠損と疾患の病態生理学に有意に寄与することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  遺伝的変異  ,  精神科の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る