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J-GLOBAL ID:201802297791963716   整理番号:18A1420665

Ti-15V-7Al合金の低温と高温で形成されるマルテンサイト変態

Martensitic Transformation Induced at Low and High Temperatures on Ti-15V-7Al Alloy
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 307-313(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Ti-15V-7Alの冷却と加熱中のマルテンサイト変態挙動を調べた。この合金を真空下1050°Cで加熱し,氷水中に急冷した。急冷試料の構造は,ほとんどのβ相と粒界近傍の少量のα”マルテンサイトから成る。治具を用いた弾性曲げ片は,加熱により曲げ方向に自発的な形状変化を示した。LN2を用いたサブゼロ処理により,焼入れにより形成された旧マルテンサイトの周囲に新たにマルテンサイトが形成されたが,単一のβ領域にはそれは形成されなかった。サブゼロ処理によるマルテンサイト形成は時間依存性を示した。550°Cで数秒間焼き戻しを行っても,試料全体に粗いマルテンサイトが劇的に発生した。焼入れ,サブゼロ処理,または焼戻しによって形成されたすべてのマルテンサイトは,200°Cで300秒間の熱処理によって完全に消失し,単一のβ相に変わった。しかし,粗いマルテンサイトは,550°Cの短時間の焼戻しによって単一のβ相から再生成され,200~550°Cの範囲のマルテンサイト挙動が可逆的であることを意味した。550°Cで連続的に等温時効すると,β→粗粒α”→微細α”→β+微細αの過程で顕著な硬化が起こった。低温と高温でのマルテンサイト生成を説明できるMs曲線とαのスピノーダル分解を伴う自由エネルギーモデルを提案した。(翻訳著者抄録)
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その他の金属組織学 
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