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J-GLOBAL ID:201802298165723865   整理番号:18A0526361

神経系の細胞におけるCYP17A1と3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの発現と調節:脳ステロイド産生に及ぼすビタミンDの潜在的影響【Powered by NICT】

Expression and regulation of CYP17A1 and 3β-hydroxysteroid dehydrogenase in cells of the nervous system: Potential effects of vitamin D on brain steroidogenesis
著者 (8件):
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巻: 113  ページ: 46-55  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0890A  ISSN: 0197-0186  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ステロイドは神経系において多様な機能を持つことが報告されている。ステロイドホルモンの酵素的生産は,異なる細胞型,星状細胞およびニューロンを含む報告されている。しかし,関与するステロイド産生酵素のいくつかに関する情報は多くの点で不十分である。矛盾した結果は,CYP17A1と3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(3β HSD)の発現のための神経系における異なる細胞型の相対的重要性に関する報告されている。3β-HSDはすべての塩基性ステロイド産生経路において重要であり,CYP17A1は性ホルモンの形成に必要である。本研究では,初代培養ラット星状細胞におけるこれらの酵素の発現を調べた,ラット大脳皮質からのニューロン濃縮細胞およびヒト神経芽細胞腫SH-SY5Y細胞,神経機能と分化のin vitroモデルとしてしばしば使用される細胞系。本研究の一部として,ビタミンD,脳外ステロイドホルモン産生細胞の調節効果を持つことが以前に示された化合物によるCYP17A1及び3β-HSDに及ぼす潜在的影響を検討した。本研究の結果は,星状細胞は3β-HSDの発現の主要な部位であるCYP17A1の発現は両星状細胞とニューロンで見出されることを示した。現在のデータは,いくつかの以前の報告に反して,ニューロンは3β-HSD反応に関与しないことを示唆した。以前の研究では,ビタミンDはいくつかの細胞におけるステロイド産生酵素による遺伝子発現とホルモン産生に影響を及ぼすことができることを示した。ビタミンDはSH SY5Ycellsと星状細胞におけるCYP17A1仲介活性を20%抑制した。CYP17A1mRNAレベルの抑制はかなり強く,SH-SY5Y細胞と星状細胞における75%で約50%であった。星状細胞において3β-HSDもmRNAレベルでビタミンD,酵素活性レベルで約20%と60%抑制された。これらのデータは,CYP17A1及び3β-HSDのビタミンD調節,特に転写レベルは神経系において役割を果たすかもしれないことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  動物に対する影響  ,  酵素一般  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 

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