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J-GLOBAL ID：201802298620296241   整理番号：18A0855988

異なるタイプの欠陥を持つグラフェンシートのランダム材料特性の決定【JST・京大機械翻訳】

Determination of random material properties of graphene sheets with different types of defects

著者 (2件)： Savvas Dimitrios (Institute of Structural Analysis & Antiseismic Research, National Technical University of Athens, 9 Iroon Polytechneiou, Zografou Campus, 15780 Athens, Greece) ,  Stefanou George (Institute of Structural Analysis & Dynamics of Structures, Department of Civil Engineering, Aristotle University of Thessaloniki, 54124 Thessaloniki, Greece)
資料名： Composites. Part B. Engineering  (Composites. Part B. Engineering)
巻： 143  ページ： 47-54  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0437B  ISSN： 1359-8368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,欠陥の異なるタイプと密度を有するグラフェンの確率的材料特性の決定のための計算手順を提示した。グラフェンの格子を,分子構造力学(MSM)アプローチを用いてモデル化した。それは,C-C共有結合がエネルギー的に等価なビーム要素によって置き換えられる連続体ベースのナノスケールモデリング技術である。欠陥グラフェンシートの異方性弾性テンソルの空間変化を記述するランダム場を,移動窓法とモンテカルロ(MC)シミュレーションを用いて決定した。3種類のランダムに分散した欠陥,すなわちStone-Wales(SW),単一空孔(SV)および二重空孔(DV)を調べた。面積100×100nm2のグラフェンシートのランダム弾性特性に及ぼす窓サイズ,欠陥タイプおよび密度の影響を調べた。計算結果は,空孔欠陥が元のグラフェンのそれに関してグラフェンの軸方向剛性を約60%減少させることができるが,SW欠陥の影響はそれほど重要ではないことを明らかにした。計算されたランダム弾性テンソルは,グラフェン構造の連続体モデリングの枠組みに用いられる等価連続体確率有限要素に割り当てられる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分子構造 ,  異方性 ,  *グラフェン ,  シミュレーション ,  共有結合 ,  モデリング ,  モンテカルロ法 ,  連続体
準シソーラス用語： 伸び剛性 ,  弾性特性 ,  確率場 ,  弾性テンソル ,  モデリング技術 ,  ナノスケール ,  *材料特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： グラフェン ,  連続体に基づくナノスケールモデリング ,  Stone-Wales欠陥 ,  空格子点欠陥 ,  ランダム場 ,  確率有限要素

分類 (4件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J)

タイトルに関連する用語 (4件)： タイプ ,  欠陥 ,  グラフェンシート ,  材料特性