特許
J-GLOBAL ID:201803000145254790

ポリプロピレン樹脂組成物及びその成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 棚井 澄雄 ,  鈴木 史朗 ,  川越 雄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-056843
公開番号(公開出願番号):特開2018-090832
出願日: 2018年03月23日
公開日(公表日): 2018年06月14日
要約:
【課題】本発明は、シート成形時のドローダウンが抑制され、また、発泡成形に適したポリプロピレン樹脂組成物及びその成形品を提供することを目的とする。【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A)と、エチレン・α-オレフィン共重合体(B)と、特定のポリエチレン(C)と、を含むポリプロピレン樹脂組成物であって、230°Cにおけるメルトフローレートが1〜10g/10分であり、前記ポリプロピレン系樹脂(A)の230°Cにおけるメルトフローレートと、前記ポリエチレン(C)の190°Cにおけるメルトフローレートとの比が、[ポリプロピレン系樹脂(A)の230°Cにおけるメルトフローレート(g/10分)]/[ポリエチレン(C)の190°Cにおけるメルトフローレート(g/10分)]で表して、10〜50である、ポリプロピレン樹脂組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
JIS K6921-2に準拠して、温度230°C、荷重21.18Nで測定したときのメルトフローレートが3〜50g/10分であるポリプロピレン系樹脂(A)と、 135°C、テトラリン中での固有粘度が1.0〜4.0dl/gであるエチレン・α-オレフィン共重合体(B)と、 温度200°C、剪断速度0.1s-1で伸張粘度を測定したときの歪み硬化指数が2.0以上であり、JIS K6922-2に準拠して、温度190°C、荷重21.18Nで測定したときのメルトフローレートが0.01〜3g/10分であるポリエチレン(C)と、を含むポリプロピレン樹脂組成物であって、 前記ポリプロピレン系樹脂(A)の含有量が、前記ポリプロピレン系樹脂(A)、前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)、及び前記ポリエチレン(C)の総質量に対し、40〜75質量%であり、 前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)の含有量が、前記ポリプロピレン系樹脂(A)、前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)、及び前記ポリエチレン(C)の総質量に対し、5〜30質量%であり、 前記ポリエチレン(C)の含有量が、前記ポリプロピレン系樹脂(A)、前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)、及び前記ポリエチレン(C)の総質量に対し、20〜40質量%であり、 前記ポリプロピレン系樹脂(A)におけるプロピレン単位以外のα-オレフィン単位の含有量が、前記ポリプロピレン系樹脂(A)の総質量に対し、5質量%以下であり、 前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)におけるエチレン単位の含有量が、前記エチレン・α-オレフィン共重合体(B)の総質量に対し、10〜90質量%であり、 JIS K6921-2に準拠して、温度230°C、荷重21.18Nで測定したときの前記ポリプロピレン樹脂組成物のメルトフローレートが1〜10g/10分であり、 前記ポリプロピレン系樹脂(A)の前記メルトフローレートと、前記ポリエチレン(C)の前記メルトフローレートとの比が、[前記ポリプロピレン系樹脂(A)の前記メルトフローレート(g/10分)]/[前記ポリエチレン(C)の前記メルトフローレート(g/10分)]で表した際に、10〜50である、ポリプロピレン樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 23/10 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/06
FI (3件):
C08L23/10 ,  C08L23/08 ,  C08L23/06
Fターム (7件):
4J002BB03Y ,  4J002BB05X ,  4J002BB12W ,  4J002BB14W ,  4J002BB15X ,  4J002GG01 ,  4J002GG02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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