特許
J-GLOBAL ID:201803000387917824

リアルタイムユーザ監視データを用いてリアルタイムトラフィック誘導を行うための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-511640
公開番号(公開出願番号):特表2018-528695
出願日: 2016年09月06日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
従来では、インターネットルーティングは、ボーダーゲートウェイプロトコル(BGP:Border Gateway Protocol)などのルーティングプロトコルを用いて処理される。しかしながら、普通のBGPは、遅延、パケット損失またはコストを考慮していない。この問題に対処するために、高速且つ高効率でトラフィックをルーティングするスマートルーティングシステムが提供される。1つの方法によれば、スマートルーティングシステムは、顧客構内と1つ以上のエンドポイントとの間の往復遅延および他のメトリックを測定、比較および分析する。これらの測定値に基づいて、各エンドポイントに最適な送受信中継プロバイダを選択する。他のスマートルーティングシステムは、リアルタイムユーザ監視(RUM)データを収集し分析することによって、クライアントのIPアドレスと、性能によってランキングされたコンテンツ発信元のIPアドレスに基づいて、特定のクライアントにデータを提供するための異なるコンテンツ発信元の遅延性能を予測する。これらのランキングを用いて、IPアドレスに関連する性能に基づきドメインネームシステム(DNS:Domain Name System)クエリを解析することによって、より短い遅延経路に沿ってトラフィックを誘導することができる。
請求項(抜粋):
複数の中継プロバイダを介して、顧客構内からのトラフィックをインターネットプロトコル(IP)アドレスに誘導するための方法であって、 前記複数の中継プロバイダのうちの第1中継プロバイダを介して、前記顧客構内の収集装置から前記IPアドレスまでの第1遅延を測定するステップと、 前記複数の中継プロバイダのうちの第2中継プロバイダを介して、前記収集装置から前記IPアドレスまでの第2遅延を測定するステップと、 前記第1遅延と前記第2遅延との比較を実行するステップと、 前記第1遅延と前記第2遅延との比較に基づいて、前記第1中継プロバイダおよび前記第2中継プロバイダのうちの1つを選択するステップと、 前記第1中継プロバイダおよび前記第2中継プロバイダのうちの1つを介して、前記顧客構内からのトラフィックを前記IPアドレスに誘導するステップとを含む、方法。
IPC (2件):
H04L 12/727 ,  H04L 12/717
FI (2件):
H04L12/727 ,  H04L12/717
Fターム (7件):
5K030GA03 ,  5K030HC01 ,  5K030LB02 ,  5K030LB07 ,  5K030MB06 ,  5K030MC03 ,  5K030MC09
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-212985   出願人:沖電気工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-212985   出願人:沖電気工業株式会社

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