特許
J-GLOBAL ID:201803000544420165

非誘導体化非代謝化ビタミンDの質量分析法による決定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  大森 規雄 ,  藤 拓也 ,  鈴木 康仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-020278
公開番号(公開出願番号):特開2018-105878
出願日: 2018年02月07日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】カルシウムホメオスタシスの正の調節において、重要な生理的役割を備える必須栄養素であるビタミンDの非代謝化ビタミンDの定量的測定法を提供する。【解決手段】ビタミンDには、ビタミンD2とビタミンD3があり、生物活性は互いに等価ではないと考えられている。ビタミンDの代謝産物は、ヒドロキシル化体である、25OHD2、25OHD3等である。ビタミンDを含む血液試料を、液体クロマトグラフィーにより非代謝化ビタミンDの精製を行う。精製された試料をタンデム質量分析により質量分析を行う。【選択図】なし
請求項(抜粋):
サンプル中の非誘導体化ビタミンD2をタンデム質量分析法によって決定するための方 法であって、 (I) (i)生物学的サンプルを乱流液体クロマトグラフィー(TFLC)カラムにかける工 程、 (ii)サンプル由来の非誘導体化ビタミンD2を379.2±0.5の質量対電荷比 (m/z)を含む1つ又はそれ以上の前駆体イオンを生成するために適合する条件下でイ オン化源に曝露させる工程、 (iii)少なくとも1つの前記前駆体イオンを、質量分析法によって検出可能な1つ 又はそれ以上のフラグメントイオンを生成するためにフラグメント化する工程であって、 前記フラグメントイオンが283.2±0.5、187.3±0.5、及び175.2± 0.5のm/zを備えるイオン(複数)からなる群から選択される1つ又はそれ以上のイ オンを含み、 (iv)工程(iii)において生成された1つ又はそれ以上の前記フラグメントイオ ンの量を質量分析法によって決定する工程、及び、 (v)工程(iv)において決定された非誘導体化ビタミンD2イオンの存在を前記サ ンプル中の非誘導体化ビタミンD2の存在と関連付ける工程、 を含む、前記方法。
IPC (6件):
G01N 27/62 ,  G01N 30/00 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/88 ,  G01N 33/82 ,  G01N 33/49
FI (7件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 X ,  G01N30/00 B ,  G01N30/72 C ,  G01N30/88 C ,  G01N33/82 ,  G01N33/49 Z
Fターム (14件):
2G041CA01 ,  2G041DA18 ,  2G041EA04 ,  2G041FA07 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041JA02 ,  2G041JA04 ,  2G041KA01 ,  2G041LA08 ,  2G045CA26 ,  2G045DA57 ,  2G045FA36 ,  2G045FB06
引用文献:
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