特許
J-GLOBAL ID:201803000559152418

多層板紙の製造方法および得られた多層板紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松谷 道子 ,  森住 憲一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-560760
公開番号(公開出願番号):特表2018-517074
出願日: 2016年05月19日
公開日(公表日): 2018年06月28日
要約:
本発明は、以下のステップ:i)セルロース系繊維を含み、第1パルプスラリー中の前記セルロース系繊維の乾燥重量として計算して、0.1〜40重量%のパルプ稠度を有する前記第1水性パルプスラリーを準備するステップ;ii)前記第1パルプスラリーに、前記第1パルプスラリー中の0.0001M〜0.5Mのアルミニウムイオンの合計モル濃度まで、Al3+イオンを含むアルミニウム金属塩を添加するステップ;iii)第1パルプスラリーをpH3.0〜pH6.0のpHに調整するステップ;iv)第1パルプスラリーを少なくとも60°Cの温度で脱水および硬化して、それにより、硬化パルプ生成物を得るステップ;を含む方法により得られる硬化パルプ生成物から得られる中間層を含んでなる多層板紙の製造方法に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
最上層、中間層および最下層を含む少なくとも3層を含む多層板紙の製造方法であって、 i) セルロース系繊維を含み、第1パルプスラリー中の前記セルロース系繊維の乾燥重量として計算して、0.1〜40重量%のパルプ稠度を有する第1水性パルプスラリーを準備するステップ; ii) 第1パルプスラリーに、第1パルプスラリー中の0.0001M〜0.5Mのアルミニウムイオンの合計モル濃度まで、Al3+イオンを含むアルミニウム金属塩を添加するステップ; iii) 任意に、第1パルプスラリーをpH3.0〜pH6.0のpHに調整するステップ; iv) 第1パルプスラリーを少なくとも60°Cの温度で脱水および硬化して、それにより、硬化パルプ生成物を得るステップ; v) 硬化パルプ生成物を板紙の製造プロセスに供給するステップ; vi) 前記硬化パルプ生成物を再スラッシュ化して、水性の第2パルプスラリーを得るステップ; vii) 第2パルプスラリーを板紙抄紙機のワイヤーセクションに圧送し、多層板紙の中間層を形成し、および多層板紙の他の層のために、パルプスラリーを板紙抄紙機のワイヤーセクションに圧送するステップ; viii) 第2パルプスラリーおよび多層板紙の他の層のパルプスラリーを脱水し、パルプのウェブを得るステップ; ix) パルプのウェブを乾燥して、乾燥した多層板紙を得るステップ を含む、方法。
IPC (3件):
D21H 27/00 ,  D21H 21/22 ,  B65D 65/40
FI (3件):
D21H27/00 E ,  D21H21/22 ,  B65D65/40 D
Fターム (27件):
3E086AB01 ,  3E086BA04 ,  3E086BA14 ,  3E086BB90 ,  3E086DA08 ,  4L055AA02 ,  4L055AC01 ,  4L055AC02 ,  4L055AC03 ,  4L055AC04 ,  4L055AC05 ,  4L055AC06 ,  4L055AC07 ,  4L055AC08 ,  4L055AC09 ,  4L055AG07 ,  4L055BD03 ,  4L055BD18 ,  4L055CD30 ,  4L055CG32 ,  4L055EA03 ,  4L055EA08 ,  4L055EA20 ,  4L055EA24 ,  4L055EA31 ,  4L055EA32 ,  4L055GA05

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