特許
J-GLOBAL ID:201803000603850594

密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016088959
公開番号(公開出願番号):WO2017-122539
出願日: 2016年12月27日
公開日(公表日): 2017年07月20日
要約:
軸が偏心した場合でもダストリップの密封性能の低下を抑制することができる密封装置を提供する。 密封装置(1)は、環状基板(10)と、環状基板(10)に取り付けられている弾性材料から形成されている弾性体部(20)とを備えている。弾性体部(20)は環状基板(10)の内周端部(13)に取り付けられている環状のシールリップ部(21)を有しており、シールリップ部(21)は、内側(B)方向に延びる環状のオイルリップ(22)と、外側(A)方向に延びる環状のダストリップ(23)とを有している。ダストリップ(23)は、軸線(x)に向かって突出する環状のメインリップ部(31)と、メインリップ部(31)よりも内側に配設されており、軸線(x)に向かって突出する環状のサブリップ部(32)とを有している。サブリップ部(32)において外側傾斜面(34)は内側傾斜面(35)よりも軸線(x)に対する傾斜角度が大きくなっている。
請求項(抜粋):
筒体と該筒体の内側に前記筒体に対して相対移動可能に配設された軸との間を密封するための密封装置であって、 軸線を中心とする中空の環状の部材であって、互いに背向して前記軸線方向における一方の側及び他方の側に夫々面する面である外側面及び内側面を有する環状基板と、 前記環状基板に取り付けられている弾性材料から形成されている弾性体部とを備え、 前記弾性体部は、前記環状基板の内周側の端部に取り付けられている環状のシールリップ部を有しており、 前記シールリップ部は、前記環状基板の前記内側面が面する方向に延びる環状のオイルリップと、前記環状基板の前記外側面が面する方向に延びる環状のダストリップとを有しており、 前記オイルリップは、前記軸に該軸が摺動可能に当接するように形成されており、 前記ダストリップは、前記軸線に向かって突出する前記軸線を中心とする環状のメインリップ部と、前記軸線方向において前記メインリップ部よりも前記環状基板側に配設されており、前記軸線に向かって突出する前記軸線を中心とする環状のサブリップ部とを有しており、前記ダストリップは、前記メインリップ部及び前記サブリップ部において、前記軸に該軸が摺動可能に当接するように形成されており、 前記サブリップ部は、前記軸線を中心とする円錐面状の面である外側傾斜面と、該外側傾斜面に前記オイルリップの側において連続する前記軸線を中心とする円錐面状の面である内側傾斜面とによって画定されており、前記外側傾斜面は前記内側傾斜面よりも前記軸線に対する傾斜角度が大きくなっていることを特徴とする密封装置。
IPC (3件):
F16J 15/320 ,  F16J 15/322 ,  F16F 9/36
FI (3件):
F16J15/3204 101 ,  F16J15/3224 ,  F16F9/36
Fターム (8件):
3J006AB02 ,  3J006AB11 ,  3J006CA01 ,  3J069AA50 ,  3J069CC21 ,  3J069DD39 ,  3J069DD43 ,  3J069DD47

前のページに戻る