特許
J-GLOBAL ID:201803000868961363

イオン交換により化学強化されたリチウム含有ガラスを特徴付ける方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  高橋 秀明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-514327
公開番号(公開出願番号):特表2018-527282
出願日: 2016年09月16日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
イオン交換により化学強化されたリチウム含有ガラスを特徴付ける方法が開示されている。この方法により、カリウム含有塩、特にカリウムとナトリウム両方を有する塩中で生じる表面応力スパイクを有する化学強化されたLi含有ガラスにおける応力プロファイルの品質管理を行うことができる。この方法により、表面圧縮とスパイクの深さ、および中央張力に対するその寄与、並びにスパイクの底部での圧縮、および全中央張力の測定、およびスパイクと応力プロファイルの深い領域が交差する膝での応力の計算が可能になる。その測定は、スパイクから離れた基板の内部のほとんどにおいて形状が準放物線である商業的に重要なプロファイルに関する。
請求項(抜粋):
アルカリイオンの内部拡散により形成され、上面と本体、該上面に直接隣接した応力の浅いスパイク領域、および膝で該スパイク領域と交差する、該本体内のゆっくりと変化する応力の深い領域を有する化学強化ガラス基板の応力プロファイルを特徴付ける方法において、 前記ガラス基板のTMモードスペクトルおよびTEモードスペクトルであって、各々がモード線および臨界角に関連する移行を含むTMモードスペクトルおよびTEモードスペクトルを測定する工程、 前記TMおよびTEモードスペクトル、または前記アルカリイオンの少なくとも1つの種類の表面濃度の測定を使用して、前記スパイクの表面圧縮応力CSspを決定する工程、 TEおよびTM移行位置の間の差を測定して、複屈折BRの量を決定する工程、および CSknee=(CFD)(BR)/SOCとして膝応力を計算する工程であって、式中、SOCは応力光学係数であり、CFDは較正係数である工程、 を有してなる方法。
IPC (1件):
C03C 21/00
FI (1件):
C03C21/00 101
Fターム (6件):
4G059AA01 ,  4G059AC16 ,  4G059HB03 ,  4G059HB13 ,  4G059HB14 ,  4G059HB23
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-136886

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