特許
J-GLOBAL ID:201803000902713633

空気入りタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 住友 慎太郎 ,  浦 重剛 ,  苗村 潤 ,  石原 幸信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-137930
公開番号(公開出願番号):特開2018-008406
出願日: 2016年07月12日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】 中子工法を用いて、サイド面にディンプルを具えた空気入りタイヤを形成する場合において、ディンプルのトレッド側角部でのベアの発生を抑制する。【解決手段】 加硫金型21は、サイド成形面部21Sから突出するディンプル成形用の複数の凸部22を有する。ゴムストリップGを螺旋状に巻き重ねることによりサイドウォール表面層14を形成するストリップ巻付け工程Sは、ディンプル列形成位置Jに、サイド面の仮想面Xからの深さDが凸部22の突出高さHよりも小かつタイヤ周方向に連続するディンプル用下地溝16を形成する。又下地溝16の溝壁面16Sと前記仮想面Xとが交わるトレッド側の角部K1を含む角部近傍領域Yaでは、ゴムストリップの螺旋ピッチPaを1.9mm以下とした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
サイド面に、複数のディンプルがタイヤ周方向に並ぶディンプル列を具えた空気入りタイヤの製造方法であって、 剛性中子上で生タイヤを形成する生タイヤ形成工程と、前記生タイヤを前記剛性中子ごと加硫金型に投入して加硫成形する加硫工程とを具え、 前記加硫金型は、金型内面に、サイド面成形用のサイド成形面部と、このサイド成形面部から突出するディンプル成形用の複数の凸部とを有するとともに、 前記生タイヤ形成工程は、ゴムストリップを周方向に螺旋状に巻き重ねることにより、外面がサイド面をなすサイドウォール表面層を形成するストリップ巻付け工程を含み、 かつ前記ストリップ巻付け工程は、前記サイドウォール表面層のディンプル列形成位置に、前記サイド面の仮想面からの深さが前記凸部のサイド成形面部からの突出高さよりも小かつタイヤ周方向に連続するディンプル用下地溝を形成するとともに、 この下地溝の溝壁面と前記仮想面とが交わるトレッド側の角部を含みかつ該角部よりもトレッド側の角部近傍領域Yaは、前記ゴムストリップの螺旋ピッチPaを1.9mm以下としたことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
IPC (2件):
B29D 30/72 ,  B29D 30/10
FI (2件):
B29D30/72 ,  B29D30/10
Fターム (16件):
4F212AH20 ,  4F212AM32 ,  4F212VA02 ,  4F212VD09 ,  4F212VK02 ,  4F212VK34 ,  4F212VL27 ,  4F212VP38 ,  4F215AH20 ,  4F215AM32 ,  4F215VA02 ,  4F215VD09 ,  4F215VK02 ,  4F215VK34 ,  4F215VL27 ,  4F215VP38
引用特許:
出願人引用 (5件)
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