特許

J-GLOBAL ID：201803001011439332

傾斜地災害予知システム

発明者： 小松 満
出願人/特許権者： 国立大学法人 岡山大学
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-133672
公開番号（公開出願番号）：特開2018-005693
出願日： 2016年07月05日
公開日（公表日）： 2018年01月11日
要約：

【課題】土中水分量に着目することで、より的確な判定ができる傾斜地災害予知システムを提供する。【解決手段】傾斜地の土中の水分量を計測する水分量センサと、この水分量センサの出力信号を解析する解析部とを有する傾斜地災害予知システムであって、解析部が、水分量センサの出力信号から、水分量センサが埋設された土中の体積含水率を算出する手段と、体積含水率の最大値と最小値との差を正規化定数として算出された体積含水率の最小値との差を正規化定数で割ることで得られる有効飽和度を算出する手段と、有効飽和度が第1の閾値以上となった場合に警報を発令するタイミングと判定する手段とを有することとする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

傾斜地の土中の水分量を計測する水分量センサと、 この水分量センサの出力信号を解析する解析部と を有する傾斜地災害予知システムにおいて、 前記解析部は、 前記水分量センサの出力信号から、前記水分量センサが埋設された土中の体積含水率を算出する手段と、 前記体積含水率の最大値と最小値との差を正規化定数として、算出された前記体積含水率とその最小値との差を前記正規化定数で割ることで得られる有効飽和度を算出する手段と、 前記有効飽和度が第1の閾値以上となった場合に警報を発令するタイミングと判定する手段と を有する傾斜地災害予知システム。

IPC (4件)：

G08B 31/00 ,  E02D 17/20 ,  G08B 27/00 ,  G08B 21/10

FI (4件)：

G08B31/00 B ,  E02D17/20 106 ,  G08B27/00 Z ,  G08B21/10

Fターム (26件)：

2D044EA07 ,  5C086AA14 ,  5C086BA30 ,  5C086CA30 ,  5C086CB08 ,  5C086DA08 ,  5C086DA40 ,  5C086EA11 ,  5C086FA18 ,  5C087AA01 ,  5C087BB11 ,  5C087BB20 ,  5C087BB73 ,  5C087BB74 ,  5C087DD02 ,  5C087DD49 ,  5C087EE07 ,  5C087EE20 ,  5C087FF01 ,  5C087FF04 ,  5C087FF16 ,  5C087GG08 ,  5C087GG19 ,  5C087GG66 ,  5C087GG82 ,  5C087GG84

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 切土のり面管理支援システム及びそのシステムに使用する切土のり面崩壊危険度判定システムと土中水分状況計測方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-352030   出願人：日本道路公団