特許
J-GLOBAL ID:201803001028212692

アニオン交換粒子を使用する細胞外核酸を単離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-549771
公開番号(公開出願番号):特表2018-518150
出願日: 2016年06月10日
公開日(公表日): 2018年07月12日
要約:
本発明は、アニオン交換粒子を使用して生物学的サンプルから細胞外核酸を単離するための方法およびキットに関する。ポリオキシアルキレン脂肪アルコールエーテルを結合混合物中に組み込むことにより、例えば、異なるロット/バッチのアニオン交換粒子間で、および/または上記粒子の保存中に起こり得るようなアニオン交換表面の差異に起因する性能変動が補償されることが見出された。また、ポリオキシアルキレン脂肪アルコールエーテルを結合混合物中に組み込むことにより、得られる溶出液の純度がより高くなったが、これは、PCR反応などの下流反応における阻害が有意に少ないことを示している。
請求項(抜粋):
生物学的サンプルから細胞外核酸を単離するための方法であって、 (a)前記生物学的サンプルから、 i)細胞外核酸; ii)アニオン交換表面を提供する粒子; iii)ポリオキシアルキレン脂肪アルコールエーテルである少なくとも1つの非イオン性界面活性剤; iv)場合により、少なくとも1つの塩 を含む結合混合物であって、細胞外核酸が前記粒子に結合するようなpHを有する結合混合物を調製すること; (b)残りの結合混合物から、前記結合した細胞外核酸を有する粒子を分離すること; (c)場合により、前記結合した細胞外核酸を洗浄すること; (d)場合により、結合した細胞外核酸を溶出すること を含む、方法。
IPC (2件):
C12N 15/10 ,  C12M 1/00
FI (2件):
C12N15/10 114Z ,  C12M1/00 A
Fターム (11件):
4B029AA09 ,  4B029AA23 ,  4B029BB01 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029DG08 ,  4B029FA01 ,  4B029FA11 ,  4B029FA15 ,  4B029HA10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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