特許
J-GLOBAL ID:201803001145218774

変換装置、機器及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 特許業務法人航栄特許事務所 ,  本山 慎也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-195921
特許番号:特許第6277247号
出願日: 2016年10月03日
要約:
【課題】センサに不可避な誤差があっても、本来の機能である電圧変換の安定性に影響を与えずに、複数の相間の相電流の偏流を低減可能な変換装置を提供する。 【解決手段】変換装置は、電源の放電電力の電圧変換が可能な変換部と、変換部を流れる相電流を検出するセンサとを有する相を複数有し、当該複数相が並列に接続された変換モジュールと、所定のデューティ比に基づく制御信号によって変換部を制御する制御部を備える。制御部は、複数相の全てに共通の基本デューティ比を決定する第1決定部と、変換部毎に基本デューティ比を補正する補正デューティ比を決定する第2決定部と、基本デューティ比及び補正デューティ比に基づく制御信号を生成する生成部を有する。第2決定部は、複数の変換部を流れる相電流の差分に基づき補正デューティ比を決定し、変換モジュールを流れる総電流又は目標電流の大きさに基づき、補正デューティ比の上限値又は下限値を設定する。 【選択図】図7
請求項(抜粋):
【請求項1】 電源が放電する電力又は前記電源に充電する電力の電圧変換が可能な変換部と、前記変換部を流れる相電流の電流値を検出するセンサと、を有する相を複数有し、当該複数の相が電気的に並列に接続された変換モジュールと、 前記複数の変換部を制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記変換モジュールの入力又は出力が目標電圧となる、前記複数の相の全てに対する共通の基本デューティ比を決定する第1決定部と、 前記複数の変換部それぞれを流れる複数の相電流の差分に基づき、前記基本デューティ比を前記複数の変換部毎に補正する補正デューティ比を決定する第2決定部と、 前記基本デューティ比及び前記補正デューティ比に基づき、前記複数の変換部それぞれを制御する複数の制御信号を生成する生成部と、を有し、 前記第2決定部が決定する前記補正デューティ比の絶対値は、前記変換モジュールを流れる総電流の大きさに基づく上限値に制限される、変換装置。
IPC (2件):
H02M 3/155 ( 200 6.01) ,  H02M 7/48 ( 200 7.01)
FI (3件):
H02M 3/155 P ,  H02M 3/155 W ,  H02M 7/48 E
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 多相の電力変換回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-109512   出願人:学校法人東京理科大学, 株式会社ACR

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