特許

J-GLOBAL ID：201803001433019778

複合酸化物の作製方法

発明者： 三輪 託也 ,  野元 邦治 ,  桃 純平
出願人/特許権者： 株式会社半導体エネルギー研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-154568
公開番号（公開出願番号）：特開2018-188362
出願日： 2018年08月21日
公開日（公表日）： 2018年11月29日
要約：

【課題】作製される結晶の形状のばらつきを小さくする。【解決手段】大気より酸素濃度の低い環境下で各原料を含む溶液を生成し、大気より酸素濃度の低い環境下で各原料を含む溶液を混合し、混合溶液を生成し、該混合溶液を用いて水熱法により複合酸化物を作製する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

Li(リチウム)を含む化合物を、酸素濃度を4.5ppm以下とした水に溶解して、Liを含む溶液を生成する工程と、 P(リン)を含む化合物を、酸素濃度を4.5ppm以下とした水に溶解して、Pを含む溶液を生成する工程と、 前記Liを含む溶液と、前記Pを含む溶液とを混合して、Li及びPを含む溶液を生成する工程と、 Fe(鉄)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)、及びMn(マンガン)の一つ又は複数の遷移金属を含む化合物を、酸素濃度を4.5ppm以下とした水に溶解して、Fe、Co、Ni、及びMnの一つ又は複数の遷移金属を含む溶液を生成する工程と、 前記Li及びPを含む溶液と、前記遷移金属を含む溶液とを混合して、混合溶液を生成する工程と、 水熱法により、前記混合溶液を用いて一般式LiMPO4(Mは、Fe、Co、Ni、及びMnの一つ又は複数)で表される複合酸化物を作製する工程と、を有し、 前記遷移金属を含む溶液を攪拌しながら前記Li及びPを含む溶液を滴下することにより、前記混合溶液を生成することを特徴とする複合酸化物の作製方法。

IPC (2件)：

C01B 25/45 ,  H01M 4/58

FI (2件)：

C01B25/45 Z ,  H01M4/58

Fターム (8件)：

5H050AA19 ,  5H050BA15 ,  5H050CA01 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050GA27 ,  5H050HA00 ,  5H050HA02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 複合酸化物の作製方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2017-023936   出願人：株式会社半導体エネルギー研究所
• 複合酸化物の作製方法及び蓄電装置の作製方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-188157   出願人：株式会社半導体エネルギー研究所