特許
J-GLOBAL ID:201803001588037918

骨折に際して骨片を固定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-106793
公開番号(公開出願番号):特開2018-134499
出願日: 2018年06月04日
公開日(公表日): 2018年08月30日
要約:
【課題】骨折に際して骨片を固定する装置において、留め付けプレートの固定手段の角度位置の変動を防いで、適正な位置を保持する装置を提供する。【解決手段】装置は少なくとも2個の骨釘1からなる固定手段と留め付けプレート17を備える。前記留め付けプレートはネジ穴を有する。前記骨釘はスリーブ5とそのスリーブ内で変位可能なピンを備える。前記ピンの前方部分は骨釘を内骨片3内に固定するための第1の固定部を定義し、前記スリーブの後端部分18は前記骨釘を前記留め付けプレートに係止するための第2の固定部を定義する。前記スリーブの中央部分32に沿って外骨片2が内骨片に向かって内側方向に摺動することができる。留め付けプレート内の各ネジ穴のネジ山は、ネジ切りされたスリーブの後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後にスリーブ内のピンのための側部開口が内骨片内で予め設定された方向を指向するように構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも2個の固定手段と、留め付けプレートと、を備え、 前記留め付けプレートは、固定手段それぞれに対してネジ穴を有するように構成され、 前記固定手段それぞれは、骨釘であり、 前記骨釘は、スリーブと、前記スリーブ内に配置されるとともに前記スリーブ内で移動するように構成されるピンと、を備えており、前記ピンの少なくとも前方部分を前記スリーブ内の少なくとも1個の側部開口を介して外方に駆動でき、 前記ピンの前方部分は、内骨片内で前記骨釘を固定するために前記内骨片内に嵌合するように構成される少なくとも1本のフックの形式の第1の固定部を形成し、 前記スリーブの後端部分は、ネジ切りされていて、前記留め付けプレートに骨釘を係止するための第2の固定部を定義し、 前記留め付けプレートが、当該留め付けプレートに対する外骨片の動作を可能とするように、かつ、当該留め付けプレートに対する前記骨釘の角度位置の変化及び前記骨釘の相互間の角度位置の変化を防止するように、前記外骨片と固定的に結合されることなく、前記外骨片の外側に配置されるように構成されており、 前記スリーブの中央部分は、当該スリーブ内の側部開口と前記第2の固定部との間に位置するとともに前記外骨片を介して延在するように構成されており、 前記中央部分は、二次的な圧迫の間に当該中央部分に沿って前記外骨片が前記留め付けプレートから離れてかつ前記骨釘が固定されている前記内骨片の方向に向かって内側に摺動できるように構成され、 前記留め付けプレート内の前記ネジ穴それぞれのネジ山は、前記スリーブのネジ切りされた前記後端部分が前記ネジ穴内に更にねじ込まれることを妨げるように接合することができるネジ穴内の面にネジ切りされた前記後端部分が到達するまで前記スリーブのネジ切りされた前記後端部分を前記ネジ穴内にねじ込んだ後に、ネジ切りされた前記後端部分が前記ネジ穴内の前記面に接合すると、前記スリーブ内の前記側部開口すべてが前記内骨片内の中心部に面するように構成されており、 前記スリーブ内の前記側部開口が、前記内骨片内で互いに交差する方向に面するように構成されている、 骨折に際して骨片を固定する装置。
IPC (2件):
A61B 17/80 ,  A61B 17/86
FI (2件):
A61B17/80 ,  A61B17/86
Fターム (3件):
4C160LL27 ,  4C160LL32 ,  4C160LL42
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 骨折での骨片の固定デバイス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2010-518147   出願人:ハンソン,ヘンリク
  • 骨折での骨片の固定デバイス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2010-518146   出願人:ハンソン,ヘンリク
  • 駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-203864   出願人:スウェマック・イノベーション・アクチボラグ

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