特許
J-GLOBAL ID:201803001597530333
パルスアーク溶接制御方法およびパルスアーク溶接装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鎌田 健司
, 前田 浩夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016005226
公開番号(公開出願番号):WO2017-125989
出願日: 2016年12月27日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
溶接ワイヤ(24)と被溶接物(29)の間に溶接電圧(V)を印加し、ピーク電流(IP)であるピーク電流期間(IPT,IPT1,IPT2,TP)とベース電流期間(IBT,IBT1,IBT2)とをパルス周波数(PHz)にて交互に繰り返すように溶接電流(I)を流すことにより溶接ワイヤ(24)を溶融させて発生した溶滴(24d)を離脱させて被溶接物(29)を溶接するように制御するパルスアーク溶接装置(1001,1002)において、溶滴(24d)が溶接ワイヤ(24)から離脱した離脱時点(td)がベース電流期間(IBT,IBT1,IBT2)内となるように、ピーク電流(IP)とピーク電流期間(IPT,IPT1,IPT2,TP)とのうちの少なくとも1つであるパルス波形パラメータを調整するとともに、パルス周波数(PHz)とパルス波形パラメータとの予め求められた関係に基づきパルス周波数(PHz)を調整する。
請求項(抜粋):
溶接ワイヤと被溶接物との間でアークを発生させて前記被溶接物を溶接するパルスアーク溶接装置を用いたパルスアーク溶接制御方法であって、前記溶接ワイヤと前記被溶接物との間に溶接電圧を印加して、かつ溶接電流がピーク電流であるピーク電流期間と前記溶接電流が前記ピーク電流より小さいベース電流であるベース電流期間とをパルス周波数にて交互に繰り返すように前記溶接電流を前記溶接ワイヤに流すことにより前記溶接ワイヤを溶融させて発生した溶滴を前記溶接ワイヤから離脱させて前記被溶接物を溶接するように前記パルスアーク溶接装置を制御するステップと、前記溶滴が前記溶接ワイヤから離脱した離脱時点を判定するステップと、前記離脱時点が前記ベース電流期間内でない場合に、前記離脱時点が前記ベース電流期間内となるように、前記ピーク電流と前記ピーク電流期間とのうちの少なくとも1つであるパルス波形パラメータを調整するとともに、前記パルス周波数と前記パルス波形パラメータとの予め求められた関係に基づき前記パルス周波数を調整するステップと、を含むパルスアーク溶接制御方法。
IPC (3件):
B23K 9/173
, B23K 9/095
, B23K 9/09
FI (3件):
B23K9/173 C
, B23K9/095 501A
, B23K9/09
Fターム (12件):
4E001AA03
, 4E001BB06
, 4E001DE04
, 4E001EA01
, 4E082AA03
, 4E082AB01
, 4E082AB02
, 4E082BA04
, 4E082EC03
, 4E082ED05
, 4E082EF07
, 4E082EF14
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