特許
J-GLOBAL ID:201803001662349455
鉄道車両構体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, 中山 浩光
, 大野 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-213484
公開番号(公開出願番号):特開2018-069992
出願日: 2016年10月31日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】接着剤による接着以外の手法でアルミニウム合金とステンレス鋼との異種金属の接合を行いつつ金属間化合物の形成を抑制することができる鉄道車両構体の製造方法を提供する。【解決手段】配置工程では、熱源に対して屋根構体10Aのアルミニウム合金が側構体20又は妻構体のステンレス鋼よりも近い側に位置するように、屋根構体10Aのアルミニウム合金と側構体20等のステンレス鋼とが重ね合されつつ配置され、接合工程では、熱源により側構体20等のステンレス鋼を溶融させないようにしつつ、熱源により屋根構体10Aのアルミニウム合金とろう材とを溶融させることにより、屋根構体10Aのアルミニウム合金と側構体20等のステンレス鋼とがろう付けされる。接合中のステンレス鋼の最高到達温度が抑制され、接着剤による接着以外の手法でアルミニウム合金とステンレス鋼との異種金属の接合を行いつつ金属間化合物の形成を抑制できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アルミニウム合金により形成され鉄道車両の上部を構成する屋根構体と、ステンレス鋼により形成され前記鉄道車両の側面部を構成する側構体及びステンレス鋼により形成され前記鉄道車両の前面部及び後面部のいずれかを形成する妻構体のいずれかと、を接合する鉄道車両構体の製造方法であって、
熱源に対して前記屋根構体のアルミニウム合金が前記側構体及び前記妻構体のいずれかのステンレス鋼よりも近い側に位置するように、前記屋根構体のアルミニウム合金と前記側構体及び前記妻構体のいずれかのステンレス鋼とを重ね合せつつ配置する配置工程と、
前記配置工程後に、前記熱源により前記側構体及び前記妻構体のいずれかのステンレス鋼を溶融させないようにしつつ、前記熱源により前記屋根構体のアルミニウム合金とろう材とを溶融させることにより、前記屋根構体のアルミニウム合金と前記側構体及び前記妻構体のいずれかのステンレス鋼とをろう付けする接合工程と、を備えた鉄道車両構体の製造方法。
IPC (5件):
B61D 17/00
, B61D 17/08
, B61D 17/12
, B23K 1/00
, B23K 1/19
FI (7件):
B61D17/00 C
, B61D17/08
, B61D17/12
, B23K1/00 330Z
, B23K1/19 Z
, B23K1/19 A
, B23K1/19 J
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