特許
J-GLOBAL ID:201803001897798249

癌を治療するための新規のバイオマーカーおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松谷 道子 ,  櫻井 陽子 ,  坂田 啓司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-513288
公開番号(公開出願番号):特表2018-531223
出願日: 2016年09月16日
公開日(公表日): 2018年10月25日
要約:
癌などのPI3K経路に関連する病態治療のためのバイオマーカー、およびPI3K-α阻害剤またはAKT阻害剤などのPI3K経路の上流成分の阻害剤を使用する方法を記載する。具体的には、癌の治療における患者選択のためのバイオマーカー、ならびに治療的処置の方法、診断キット、および検出の方法を記載する。ここでは、PI3K経路の上流成分(PIK3CA遺伝子および/またはAKT遺伝子など)の変異、かつ野生型MAP3K1遺伝子およびMAP2K4遺伝子を有する癌は、PI3K経路の上流成分の阻害剤での治療に好都合に応答する可能性が、より高い。
請求項(抜粋):
癌を患う患者を治療する方法であって、 (a)前記癌を代表する、かつ前記患者からあらかじめ単離した試料において、PI3K経路の上流成分の遺伝的状態が、野生型か変異体かを決定することと; (b)前記試料中のMAP3K1遺伝子が、野生型か変異体かを決定することと; (c)前記試料中のMAP2K4遺伝子が、野生型か変異体かを決定することと; (d)(i)前記PI3K経路の上流成分の遺伝的状態が、変異体であると決定された場合; (ii)前記MAP3K1遺伝子が、野生型であると決定された場合;および (iii)前記MAP2K4遺伝子が、野生型であると決定された場合に、 前記患者に、前記PI3K経路の上流成分の有効量の阻害剤を投与することと を含む方法。
IPC (6件):
A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/02 ,  A61K 31/519 ,  A61P 15/00
FI (6件):
A61K45/00 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 111 ,  A61P35/02 ,  A61K31/519 ,  A61P15/00
Fターム (61件):
4B063QA01 ,  4B063QA07 ,  4B063QA13 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ12 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ58 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4C084AA17 ,  4C084MA13 ,  4C084MA17 ,  4C084MA22 ,  4C084MA23 ,  4C084MA31 ,  4C084MA35 ,  4C084MA37 ,  4C084MA41 ,  4C084MA43 ,  4C084MA52 ,  4C084MA56 ,  4C084MA57 ,  4C084MA60 ,  4C084MA66 ,  4C084MA67 ,  4C084NA05 ,  4C084ZA811 ,  4C084ZA812 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB271 ,  4C084ZB272 ,  4C084ZC201 ,  4C084ZC202 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086CB05 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086MA13 ,  4C086MA17 ,  4C086MA22 ,  4C086MA23 ,  4C086MA31 ,  4C086MA35 ,  4C086MA37 ,  4C086MA41 ,  4C086MA43 ,  4C086MA52 ,  4C086MA56 ,  4C086MA57 ,  4C086MA60 ,  4C086MA66 ,  4C086MA67 ,  4C086NA05 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB27 ,  4C086ZC20

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