特許
J-GLOBAL ID:201803001955289660

熱伝導性に優れる内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 憲一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-273341
公開番号(公開出願番号):特開2015-127520
特許番号:特許第6265474号
出願日: 2013年12月27日
公開日(公表日): 2015年07月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フェイス面側層と支持部材側層との2層を一体化してなる内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシートであって、 前記支持部材側層が、20〜300°Cにおける熱伝導率が23〜50(W/m・K)である層に、前記フェイス面側層が、20〜300°Cにおける熱伝導率が10〜22(W/m・K)である層に形成されてなり、 前記フェイス面側層が、基地相中に硬質粒子が分散した基地部を有し、該基地部が、質量%で、C:0.2〜2.0%を含み、Co、Mo、Si、Cr、Ni、Mn、W、V、Sのうちから選ばれた1種または2種以上を合計で40%以下含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる基地部組成を有し、かつ前記硬質粒子を基地相中にフェイス面側層全量に対する質量%で、5〜40%分散させてなる基地部組織とを有する鉄基焼結合金製であり、 前記支持部材側層が、質量%で、C:0.2〜2.0%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる基地部組成を有する鉄基焼結合金製であり、 前記フェイス面側層が、バルブシート全量に対する体積%で、6〜60%であり、 前記フェイス面側層にはバルブ当り面が形成され、 前記フェイス面側層と前記支持部材側層との境界面が、前記バルブ当り面の幅方向の中央位置で、該バルブ当り面に垂直な方向にバルブ当り面から支持部材側に0.5mmだけ離れた円形状の線を含み、バルブシート軸とのなす角度が45°である面と、前記バルブシートの内周面と前記バルブシートの着座面との交線と、前記バルブシートの外周面上で、前記バルブシートの着座面からの距離がバルブシート高さの1/2である円形状の線とを含む面と、に囲まれる領域内に形成されてなることを特徴とする耐摩耗性と優れた熱伝導性とを兼備した内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシート。
IPC (4件):
F01L 3/02 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  B22F 7/06 ( 200 6.01) ,  B22F 5/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
F01L 3/02 H ,  C22C 38/00 304 ,  B22F 7/06 A ,  B22F 5/00 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
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