特許
J-GLOBAL ID:201803002094238941

水と燃焼空気の熱分解を用いたハイブリッド型燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-080319
公開番号(公開出願番号):特開2018-179494
出願日: 2018年04月19日
公開日(公表日): 2018年11月15日
要約:
【課題】可燃性廃棄物を完全燃焼させて清浄な排気ガスを排出させるとともに、燃焼後に残った燃焼灰を高周波誘導加熱炉で溶融させてスラグ化させることによって2次廃棄物が発生しないようにする、水と燃焼空気の熱分解を用いたハイブリッド型燃焼装置を提供する。【解決手段】燃焼室を二重壁から構成し、廃棄物を燃消させる1次燃焼室と排気ガスを燃消させる2次燃焼室に区分して構成し、廃棄物が投入される燃焼ユニット部分と火炎が位置する燃焼室のサイズ(直径)を異に構成して、火炎に近接して熱くなった空気を燃焼空気として投入することによって燃焼温度をさらに高め、高い燃焼温度によって水と燃焼空気を熱分解させて可燃性廃棄物を超高温で燃消させ、火炎の燃焼室内滞留時間を伸ばして完全燃焼させることによって清浄な排気ガスを排出させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
垂直方向において中間部分が円柱状に形成され、上面と下面が傾くようにハウジングが形成され、回転駆動装置の駆動によって回転し、廃棄物投入口を通じて投入された廃棄物が積もる廃棄物積載台がハウジングの内部に備えられた燃焼ユニット; 前記燃焼ユニットの上面に取り付けられ、廃棄物を点火させる点火ユニット; 外壁と内壁の二重壁からなって前記燃焼ユニットの上部に取り付けられ、燃焼ユニットの円柱部分より直径が小さく形成された1次燃焼室; 前記1次燃焼室の下端部の一側で燃焼室空気供給路を通じて1次燃焼室の二重壁の間に燃焼空気を供給する1次燃焼室送風機; 外壁と内壁の二重壁からなって前記1次燃焼室の上部に取り付けられ、上端部の一側に排気ガスを排出させる排気口が形成された2次燃焼室; 下端が閉塞した円柱状の管からなり、前記2次燃焼室の上端部から1次燃焼室の上端部まで1次及び2次燃焼室の内部中央部に沿って垂直に取り付けられ、1次燃焼室部分に位置する部分には等間隔で孔が形成され、内部に無軸スクリューを備えた無軸スクリュー管; 前記2次燃焼室の下端部の一側で送風管を通じて2次燃焼室の二重壁の間を経て前記無軸スクリュー管に燃焼空気を供給する2次燃焼室送風機;及び 前記燃焼ユニットの下端に備えられ、燃焼した後に排出される燃焼灰を溶融させてスラグ化させるための高周波誘導加熱炉; を含んでなり、 前記1次燃焼室の上端には一定幅を有するリング状の遮断板が取り付けられ、リング状の遮断板の内側端部が下方に垂直に折り曲げられて排気口垂直壁を形成し、排気口垂直壁の内側に無軸スクリュー管の下端部が位置するように構成されることを特徴とする、水と燃焼空気の熱分解を用いたハイブリッド型燃焼装置。
IPC (9件):
F23G 5/00 ,  F23G 7/12 ,  F23G 5/16 ,  F23G 5/027 ,  F23G 5/10 ,  F23G 5/24 ,  F23G 5/26 ,  F23C 99/00 ,  F23G 5/44
FI (14件):
F23G5/00 E ,  F23G7/12 ,  F23G5/16 E ,  F23G5/16 Z ,  F23G5/027 A ,  F23G5/00 111 ,  F23G5/00 115B ,  F23G5/10 A ,  F23G5/24 B ,  F23G5/26 ,  F23C99/00 301 ,  F23G5/00 107 ,  F23G5/44 B ,  F23G5/44 F
Fターム (17件):
3K065AA05 ,  3K065AB03 ,  3K065AC13 ,  3K065AC14 ,  3K078CA02 ,  3K078CA12 ,  3K161AA12 ,  3K161AA16 ,  3K161DA22 ,  3K161DA23 ,  3K161DA24 ,  3K161EA44 ,  3K161EA45 ,  3K161GA03 ,  3K161GA21 ,  3K161HA54 ,  3K161HA64

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