特許
J-GLOBAL ID:201803002263520481
氷装飾体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 道彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-220235
公開番号(公開出願番号):特開2018-077022
出願日: 2016年11月11日
公開日(公表日): 2018年05月17日
要約:
【課題】 オブジェクトの姿勢制御や位置制御を可能とし、出来上がりの氷装飾体において、オブジェクトの位置や姿勢を設計通りに制御する氷装飾体の製造方法を提供する。【解決手段】 ベース氷層製作工程110により氷缶の中にベース氷層を製作する。一時排水工程120の後、オブジェクト載置工程130においてベース氷層の上の所定位置に所定姿勢にてシャンパンを載置し、オブジェクト支持固定工程140でシャンパンの周囲に氷支持体を適宜配置してシャンパンを支持固定する。氷支持体は透明な氷片であり、ベース氷層の上に接合することにより接合面が融解して再氷結することにより両者のつなぎ目がなくなるように一体化させたものである。再度氷缶の中に原料水を満たして氷装飾体完成工程150を行い、氷装飾体を完成させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の水を貯留する氷缶と、前記氷缶を浸漬した状態で前記氷缶中の原料水を凍結させるブライン液槽と、前記氷缶中の原料水を撹拌させるためのエアレーション装置を備えた氷缶式冷凍装置を用いてオブジェクトを含む氷装飾体を製造ずる方法であって、
前記氷缶に原料水を注入し、前記エアレーション装置による撹拌処理をしつつ、前記ブライン液槽による冷凍処理により下層にベースとなるベース氷層を形成するベース氷層製作工程と、
前記氷缶に残っている未凍結の原料水を一時排水する一時排水工程と、
前記ベース氷層の上に前記オブジェクトを所定の位置および所定の姿勢にて載置するオブジェクト載置工程と、
載置されている前記オブジェクトに当接させて支持固定しつつ前記ベース氷層に対して氷同士つなぎ目なく再氷結一体化させた氷支持体を前記オブジェクトの周囲に配置するオブジェクト支持固定工程と、
前記排水工程で排水した未凍結の原料水または新たは原料水を前記氷缶に注入し、前記エアレーション装置による撹拌処理をしつつ、前記ブライン液槽による冷凍処理により前記オブジェクトを包含する氷装飾体を形成する氷装飾体完成工程を備えた、氷装飾体の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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