特許
J-GLOBAL ID:201803002974400063

ヒト多能性幹細胞から視床下部ニューロンへの分化誘導

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 幹治
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2017001544
公開番号(公開出願番号):WO2017-126551
出願日: 2017年01月18日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
ヒト多能性幹細胞から視床下部ニューロンへと効率よく分化誘導する方法を提供する。また、ヒト多能性幹細胞から視床下部組織と下垂体組織が一体化した細胞構造体を構築する方法を提供する。ヒト多能性幹細胞の凝集塊を、低濃度の骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及び低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で浮遊培養するステップと、当該ステップで得られた細胞凝集塊を、低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で更に浮遊培養するステップを含む方法によって、視床下部組織を含む細胞構造体を得る。また、ヒト多能性幹細胞の凝集塊を、骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及びShhシグナル経路作用物質を含む培地中で浮遊培養するステップと、当該ステップで形成された細胞凝集塊を、骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及びShhシグナル経路作用物質を含む培地中で更に浮遊培養するステップと、当該ステップで得られた細胞凝集塊を、下垂体及び視床下部の同時誘導に適した培地中で浮遊培養するステップを含む方法によって、視床下部組織と下垂体組織を含む細胞構造体を得る。
請求項(抜粋):
以下のステップ(1)及び(2)を含む、視床下部組織を含む細胞構造体の製造方法: (1)ヒト多能性幹細胞の凝集塊を、低濃度の骨形成因子シグナル伝達経路活性化物質及び低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で浮遊培養するステップ、 (2)ステップ(1)で得られた細胞凝集塊を、低濃度のShhシグナル経路作用物質を含む培地中で更に浮遊培養するステップ。
IPC (2件):
C12N 5/079 ,  A61L 27/38
FI (4件):
C12N5/079 ,  A61L27/38 ,  A61L27/38 300 ,  A61L27/38 100
Fターム (10件):
4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065BB19 ,  4B065BB40 ,  4B065BC14 ,  4B065CA44 ,  4C081AB11 ,  4C081CD34

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