特許
J-GLOBAL ID:201803002998931779

荷電粒子線治療装置、及びリッジフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  柳 康樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-171800
公開番号(公開出願番号):特開2018-033843
出願日: 2016年09月02日
公開日(公表日): 2018年03月08日
要約:
【課題】荷電粒子線の散乱を抑制できる荷電粒子線治療装置及びリッジフィルタを提供する。【解決手段】減衰部材13は、XY平面方向から見た場合における側面13cが、他の減衰部材13の側面13cと接合されている。このように、隣り合う減衰部材13同士が互いに支持し合うことにより、減衰部材13全体を支持するような支持部材を設けなくとも、リッジフィルタ22としての強度を確保することができる。そして、支持部材を設けなくとも強度を確保することができるため、リッジフィルタ22のうち、照射方向から見た場合における減衰部材13と異なる位置に、照射方向に貫通する貫通部16を形成することができる。このような構造により、減衰部材13に入射されない荷電粒子線Rは、貫通部16を通過することができるため、散乱することなく、リッジフィルタ22の下流側へ向かうことができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
荷電粒子を加速して荷電粒子線を出射する加速器と、 前記荷電粒子線を被照射体へ照射する照射部と、 前記照射部に設けられ、前記荷電粒子線の拡大ブラッグピークを生成するリッジフィルタと、を備え、 前記リッジフィルタは、入射した前記荷電粒子線のエネルギーを低減させる減衰部材を前記荷電粒子線の照射方向と交差する交差方向に複数備え、 前記減衰部材は、前記照射方向に沿って断面積が変化し、前記交差方向から見た場合における側面が、他の前記減衰部材の側面と接合されており、 前記リッジフィルタのうち、前記照射方向から見た場合における前記減衰部材と異なる位置には、前記照射方向に貫通する貫通部が形成されている、荷電粒子線治療装置。
IPC (1件):
A61N 5/10
FI (1件):
A61N5/10 N
Fターム (6件):
4C082AC05 ,  4C082AC06 ,  4C082AE03 ,  4C082AG12 ,  4C082AG22 ,  4C082AG33

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