特許
J-GLOBAL ID:201803002999238325
H形鋼の製造方法及びH形鋼製品
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
萩原 康司
, 金本 哲男
, 亀谷 美明
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016084067
公開番号(公開出願番号):WO2017-119195
出願日: 2016年11月17日
公開日(公表日): 2017年07月13日
要約:
【課題】従来に比べフランジ幅の大きなH形鋼製品を効率的且つ安定的に製造すると共に、粗圧延工程での平造形孔型を用いた造形において形状不良を生じさせない。【解決手段】粗圧延工程を行う圧延機には、被圧延材を造形する5以上の複数の孔型が刻設され、当該複数の孔型では被圧延材の1又は複数パス造形が行われ、複数の孔型のうち第1孔型及び第2孔型には、被圧延材の幅方向に対し鉛直に割り込みを入れる突起部が形成され、複数の孔型のうち第2孔型以降では少なくとも1パス以上の造形において被圧延材の端面と孔型周面とが接触した状態で圧下が行われ、複数の孔型のうち最終孔型を除く第3孔型以降では前記割り込みによって成形された分割部位を順次折り曲げる工程が行われ、複数の孔型のうち最終孔型は平造形孔型であり、当該平造形孔型における圧延造形はプルダウン率を1.0以下とする圧延条件で行われる。
請求項(抜粋):
粗圧延工程、中間圧延工程、仕上圧延工程を備えたH形鋼の製造方法であって、
前記粗圧延工程を行う圧延機には、被圧延材を造形する5以上の複数の孔型が刻設され、
当該複数の孔型では被圧延材の1又は複数パス造形が行われ、
前記複数の孔型のうち第1孔型及び第2孔型には、被圧延材の幅方向に対し鉛直に割り込みを入れる突起部が形成され、
前記複数の孔型のうち第2孔型以降では少なくとも1パス以上の造形において被圧延材の端面と孔型周面とが接触した状態で圧下が行われ、
前記複数の孔型のうち最終孔型を除く第3孔型以降では前記割り込みによって成形された分割部位を順次折り曲げる工程が行われ、
前記複数の孔型のうち最終孔型は平造形孔型であり、当該平造形孔型における圧延造形はプルダウン率を1.0以下とする圧延条件で行われることを特徴とする、H形鋼の製造方法。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4E002AC02
, 4E002AC03
, 4E002BB03
, 4E002BC01
, 4E002CA18
, 4E002CB08
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