特許
J-GLOBAL ID:201803003008997416
膨張弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人インターブレイン
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-136131
公開番号(公開出願番号):特開2018-004234
出願日: 2016年07月08日
公開日(公表日): 2018年01月11日
要約:
【課題】制御ハンチングを効果的に防止可能な膨張弁を提供する。【解決手段】ある態様の膨張弁は、蒸発器から戻ってきた冷媒が通過する第2の通路14を有するボディ2と、ボディ2との間に感温室54を形成するパワーエレメント3と、パワーエレメント3の駆動力を弁体18に伝達するシャフト33と、を備える。パワーエレメント3は、ディスク29とは別部品としてハウジング25にダイヤフラム28を外周溶接して得られたものであり、シャフト33との間にディスク29を配置するようにしてボディ2に組み付けられている。ディスク29は、樹脂又は樹脂を主成分とする材質からなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
冷凍サイクルに設けられ、上流側から流入した冷媒を弁部を通過させることで絞り膨張させて蒸発器へ供給し、前記蒸発器から戻ってきた冷媒の圧力と温度を感知して前記弁部の開度を制御する膨張弁であって、
上流側から前記蒸発器へ向けて流れる冷媒が通過する第1の通路と、前記蒸発器から戻ってきた冷媒が通過する第2の通路と、前記第1の通路の中途に設けられた弁孔と、を有するボディと、
前記弁孔に接離して前記弁部を開閉する弁体と、
前記ボディに固定される金属製のハウジングと、前記ハウジングとの間に感温媒体が封入される密閉空間を形成するダイヤフラムとを有し、前記ダイヤフラムと前記ボディとの間に前記第2の通路と連通する感温室を形成するパワーエレメントと、
前記感温室に配置されて前記ダイヤフラムに当接するディスクと、
前記第1の通路と前記第2の通路との隔壁を貫通し、一端側が前記ディスクを介して前記ダイヤフラムに接続され、他端側が前記弁体に接続され、前記ダイヤフラムの変位による軸線方向の駆動力を前記弁体に伝達するシャフトと、
を備え、
前記パワーエレメントは、前記ディスクとは別部品として設けられ、前記ハウジングに前記ダイヤフラムを外周溶接して得られたものであり、前記シャフトとの間に前記ディスクを配置するようにして前記ボディに組み付けられており、
前記ディスクが樹脂又は樹脂を主成分とする材質からなることを特徴とする膨張弁。
IPC (2件):
FI (2件):
F25B41/06 L
, F16K31/68 S
Fターム (8件):
3H057AA04
, 3H057BB43
, 3H057CC06
, 3H057DD05
, 3H057EE03
, 3H057FC03
, 3H057HH07
, 3H057HH18
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