特許
J-GLOBAL ID:201803003166950311

認知症を治療するための埋込可能ダンピングデバイスおよび関連するシステムおよび使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹 ,  飯田 貴敏 ,  石川 大輔 ,  山本 健策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-526973
公開番号(公開出願番号):特表2018-527141
出願日: 2016年08月12日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
血管にかかる応力を低減させるためのデバイス、システム、および方法が、本明細書に開示される。本技術の実施形態によって構成されるダンピングデバイスは、外側表面と、血流を指向するように構成される管腔を画定する内側表面と、第1の端部部分および第2の端部部分と、第1および第2の端部部分間のダンピング領域とを有する、略管状側壁を含む、可撓性かつ応従性のダンピング部材に結合される、係留部材を含むことができる。ダンピング部材の内側および外側表面は、ダンピング領域において、第1または第2の端部部分のいずれかを上回る距離だけ離間されることができる。血液が、収縮期の間、ダンピング部材を通して流動すると、ダンピング部材は、血液の拍動性エネルギーの一部を吸収し、それによって、ダンピングデバイスの遠位の血管の一部に伝達される脈圧の大きさを低減させる。
請求項(抜粋):
認知症の進行を治療または減速させるためのデバイスであって、 治療部位における動脈内に血管内で位置付けられるように構成される、可撓性かつ応従性のダンピング部材であって、前記ダンピング部材は、前記治療部位への送達のための薄型状態と拡張状態との間で変換可能であり、前記ダンピング部材は、(a)外側表面、(b)血流を指向するように構成される管腔を画定する内側表面、(c)第1の端部部分、(d)前記ダンピング部材の長さに沿って前記第1の端部部分と反対の第2の端部部分、および(e)前記第1の端部部分と第2の端部部分との間のダンピング領域を有する、略管状側壁を含み、前記内側表面および外側表面は、前記ダンピング領域において、前記第1または第2の端部部分のいずれかを上回る距離だけ離間される、ダンピング部材と、 前記ダンピング部材の第1の端部部分に結合される第1の係留部材および前記ダンピング部材の第2の端部部分に結合される第2の係留部材であって、前記第1および第2の係留部材は、展開状態では、前記治療部位において前記動脈壁の一部に接触するように構成される展開直径に半径方向に延在し、それによって、前記ダンピング部材を前記治療部位に固着し、前記第1および第2の係留部材は、前記ダンピング領域の少なくとも一部が、前記第1の係留部材と第2の係留部材との間に暴露され、前記展開直径を上回る直径に拡張することを可能にされるように、前記ダンピング部材の長さの一部のみに沿って延在する、係留部材と、 を備える、デバイス。
IPC (1件):
A61F 2/07
FI (1件):
A61F2/07
Fターム (4件):
4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097CC05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 先進の血管内移植片
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-554049   出願人:トリバスキュラー,インコーポレイティド

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