特許
J-GLOBAL ID:201803003182999746

股関節置換補綴の寛骨臼カップから寛骨臼ボールを取り外すためのツールおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-504946
公開番号(公開出願番号):特表2018-526074
出願日: 2016年07月15日
公開日(公表日): 2018年09月13日
要約:
埋め込まれた股関節補綴の寛骨臼カップから寛骨臼ボールを抜き取るための外科用ツールであって、寛骨臼ボールは、寛骨臼カップの凹状表面の底部から延びるステムにモールス・テーパを用いて取り付けられる。外科用ツールは、外科医が、寛骨臼カップを引っ張ることなく、また、どの骨の内殖も粉砕させることなく、ボールを取り外すのを可能にするが、その理由は、ボールの引っ張りに対抗する圧力を及ぼしながら、ツールがカップ上の圧力を維持するからである。
請求項(抜粋):
寛骨臼ボールを寛骨臼カップから取り外すための外科用ツールであって、前記寛骨臼ボールは、前記寛骨臼カップの凹状表面から延びるステムにモールス・テーパを用いて取り付けられ、前記ツールは、 その遠位端に配設された2つ以上のジョーを有するジョー・シャフトであって、各ジョーは、前記ジョー・シャフトの中心軸に垂直な軸の周りを旋回可能であり、前記ジョー・シャフトは、ねじ付き近位端を有する、ジョー・シャフトと、 前記ジョー・シャフトがその中に同心状に配設される外側シャフトであって、前記外側シャフトは、その遠位端に取り付けられたベル形状の要素を有し、前記ベル形状の要素は、その遠位端で開いており、前記ツールの近位端に向けた前記ジョー・シャフトの近位移動によって前記ジョーが前記ベル形状の要素の中に引き込まれるときに前記ジョーを閉じさせるように内部が寸法決めされ、前記ベル形状の要素は、前記寛骨臼カップの周方向カップ縁部に係合するように寸法決めされた周方向ベル縁部をその遠位端に有する、外側シャフトと、 前記ジョー・シャフトの前記近位端上にねじ止めされたジョー・シャフト・ナットであって、前記ナットを締めることは、遠位方向の圧力を、前記外側シャフトの前記近位端上に及ぼして、前記ジョー・シャフトを前記外側シャフトに対して近位に移動させ、それによって、前記ジョー・シャフト・ナットの十分な締めが前記寛骨臼ボールを前記ステムから解放させるまで、前記ジョーによって引っ張る力を前記寛骨臼ボール上に及ぼさせ、一方、前記ベル形状の要素の前記周方向ベル縁部によって対抗力を前記寛骨臼カップの前記周方向カップ縁部上に及ぼさせる、ジョー・シャフト・ナットと、を含む、ツール。
IPC (3件):
A61B 17/92 ,  A61F 2/34 ,  A61F 2/36
FI (3件):
A61B17/92 ,  A61F2/34 ,  A61F2/36
Fターム (7件):
4C097AA06 ,  4C097BB01 ,  4C097SC06 ,  4C097SC10 ,  4C160LL26 ,  4C160LL27 ,  4C160LL70
引用特許:
出願人引用 (3件)

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