特許
J-GLOBAL ID:201803003274933687
構造物を補強または補修する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 クレイア特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-152097
公開番号(公開出願番号):特開2018-021336
出願日: 2016年08月02日
公開日(公表日): 2018年02月08日
要約:
【課題】強化繊維とマトリックス樹脂を含む補強材を用いて構造物を補強または補修する方法において、補強材の接着性が良好で、加熱硬化時に補強材のずれの発生を防止し、施工時間の短縮化が図れ、かつ作業性が良好な方法を提供する。【解決手段】本発明の構造物を補強または補修する方法は、強化繊維とマトリックス樹脂とを含む補強材120を、未硬化樹脂を含む接着剤樹脂組成物110を介して構造物900に貼り付け、100°C以上200°C以下で5分以上60分以下加熱する。接着剤樹脂組成物110は、以下の物性を満たす:(i)25°C、0分および30分における周波数1Hzでのa)貯蔵弾性率が6,000Pa未満の場合損失正接が1.1以上、または、b)貯蔵弾性率が6,000Pa以上25,000Pa以下の場合損失正接が0.8以上1.2未満、および(ii)25°C以上150°C以下で最低貯蔵弾性率を示し、かつ最低貯蔵弾性率が800Pa以上。【選択図】図1
請求項(抜粋):
強化繊維と前記強化繊維に含浸されたマトリックス樹脂とを含む補強材を、未硬化樹脂を含む接着剤樹脂組成物を介して構造物に貼り付ける貼付工程と、
貼り付けられた前記補強材および前記接着剤樹脂組成物を100°C以上200°C以下で5分以上60分以下加熱する熱硬化工程と、
を含み、
前記接着剤樹脂組成物が、以下の物性:
(i)25°C、1分、および30分における周波数1Hzでの、
a)貯蔵弾性率が6,000Pa未満の場合、損失正接tanδが1.1以上、または
b)貯蔵弾性率が6,000Pa以上25,000Pa以下の場合、損失正接tanδが0.8以上1.2未満、
を満たし、且つ
(ii)25°C以上150°C以下で最低貯蔵弾性率を示し、かつ前記最低貯蔵弾性率が800Pa以上
を満たす、構造物を補強または補修する方法。
IPC (5件):
E04G 23/02
, B29C 70/30
, C08J 5/12
, C09J 201/00
, C09J 5/06
FI (5件):
E04G23/02 D
, B29C67/14 E
, C08J5/12
, C09J201/00
, C09J5/06
Fターム (37件):
2E176AA01
, 2E176AA07
, 2E176BB29
, 4F071AA02B
, 4F071AA03B
, 4F071AA33A
, 4F071AA42A
, 4F071CA01
, 4F071CB01
, 4F071CC06
, 4F071CD01
, 4F205AA36
, 4F205AC03
, 4F205AD16
, 4F205AH47
, 4F205AR06
, 4F205AR11
, 4F205HA03
, 4F205HA14
, 4F205HA29
, 4F205HA33
, 4F205HA37
, 4F205HA45
, 4F205HB01
, 4F205HC05
, 4F205HC06
, 4F205HC17
, 4F205HF01
, 4F205HK16
, 4F205HM13
, 4F205HT27
, 4J040JA01
, 4J040JA05
, 4J040JB02
, 4J040LA06
, 4J040NA12
, 4J040PA30
引用特許:
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