特許
J-GLOBAL ID:201803003301660639

生体計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 加藤 久 ,  遠坂 啓太 ,  森 博 ,  南瀬 透
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-038732
公開番号(公開出願番号):特開2018-146268
出願日: 2017年03月01日
公開日(公表日): 2018年09月20日
要約:
【課題】 生体内に存在する重要な核種である13C、15Nや31Pなどの低感度の磁気共鳴核を、高磁場のMRI装置と同等あるいは超える性能で計測可能とする。【解決手段】 計測対象生体に外部から、(i)不対電子を有し、かつ、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核を有するターゲット分子A、または、(ii)不対電子を有さず、かつ、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核を有するターゲット分子B及び不対電子を有するラジカル分子C、を投与する工程(1)と、計測対象生体に対して、電磁波を照射することによって、ターゲット分子Aまたはラジカル分子Cの有する不対電子の電子スピン共鳴を生じさせた後に、ターゲット分子Aまたはターゲット分子Bの有する、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核に核磁気共鳴を起こさせて、核磁気共鳴信号を計測する工程(2)とを含み、核磁気共鳴信号が縮重する磁場強度で行う生体計測方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
計測対象生体に外部から、 (i)不対電子を有し、かつ、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核を有するターゲット分子A、または、 (ii)不対電子を有さず、かつ、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核を有するターゲット分子B及び不対電子を有するラジカル分子C、 を投与する工程(1)と、 前記計測対象生体に対して、オーバーハウザー効果MRI装置を用いて、電磁波を照射することによって、前記ターゲット分子Aまたはラジカル分子Cの有する不対電子の電子スピン共鳴を生じさせた後に、 前記ターゲット分子Aまたはターゲット分子Bの有する、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核に核磁気共鳴を起こさせて、核磁気共鳴信号を計測する工程(2)とを含み、 前記工程(2)は、前記ターゲット分子Aまたはターゲット分子Bの有する、19Fよりも磁気回転比が小さい磁気共鳴核の核磁気共鳴信号が縮重する磁場強度で行うことを特徴とする生体計測方法。
IPC (5件):
G01R 33/28 ,  A61B 5/055 ,  G01N 24/10 ,  G01N 24/12 ,  G01N 24/08
FI (6件):
G01N24/02 B ,  A61B5/05 400 ,  A61B5/05 383 ,  G01N24/10 510Z ,  G01N24/12 510L ,  G01N24/08 510Y
Fターム (5件):
4C096AA11 ,  4C096AA13 ,  4C096AA15 ,  4C096AB07 ,  4C096FC14

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