特許
J-GLOBAL ID:201803003415204390

静電潜像現像用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前井 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-209225
公開番号(公開出願番号):特開2018-072454
出願日: 2016年10月26日
公開日(公表日): 2018年05月10日
要約:
【課題】耐熱保存性、低温定着性、及び離型性に優れ、かつ、画像形成装置におけるトナー固着を抑制し、高画質の画像を形成できる静電潜像現像用トナーを提供する。【解決手段】静電潜像現像用トナーが、結着樹脂を含有するトナー粒子を、複数含む。トナー粒子は、結着樹脂として、非結晶性ポリエステル樹脂と熱可塑性エラストマーとを含有する。熱可塑性エラストマーは、1種以上のスチレン系モノマーと1種以上のオレフィン系モノマーとの重合体である。トナー粒子の長軸径は、個数平均値で6.0μm以上10.0μm以下である。トナー粒子の短軸径は、個数平均値で3.0μm以上7.0μm以下である。トナー粒子のアスペクト比は、個数平均値で1.1以上2.0以下である。トナーの内部凝集力は5.0N以上10.0N以下である。トナーの界面付着力は10.0nN以上30.0nN以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
結着樹脂を含有するトナー粒子を、複数含む静電潜像現像用トナーであって、 前記トナー粒子は、前記結着樹脂として、非結晶性ポリエステル樹脂と熱可塑性エラストマーとを含有し、 前記熱可塑性エラストマーは、1種以上のスチレン系モノマーと1種以上のオレフィン系モノマーとの重合体であり、 前記トナー粒子の長軸径は、個数平均値で6.0μm以上10.0μm以下であり、 前記トナー粒子の短軸径は、個数平均値で3.0μm以上7.0μm以下であり、 前記トナー粒子のアスペクト比は、個数平均値で1.1以上2.0以下であり、 前記トナーの内部凝集力は、5.0N以上10.0N以下であり、 走査型プローブ顕微鏡で得たフォースカーブに基づき測定される前記トナーの界面付着力は、10.0nN以上30.0nN以下である、静電潜像現像用トナー。 [前記トナーの内部凝集力は、 厚さ3mmのアルミニウム製ステージと、 前記ステージを加熱するための第1ヒーターと、 先端側から、ポリイミド樹脂膜で被覆されたアルミニウム製の円柱状圧子と、前記圧子を加熱するための第2ヒーターと、ロードセルとが、この順に一体化してなる加圧部と、 前記ステージの面方向に対して直交する垂直方向に前記加圧部を変位させる駆動部と、 を備える測定装置を用いて、 前記第1ヒーターと前記第2ヒーターとを用いて、前記加圧部及び前記ステージをそれぞれ150°Cに加熱する第1工程と、 前記第1工程の後、前記加圧部と前記ステージとの各々の温度を150°Cに保った状態で、前記ステージ上に、1.0g/cm2の前記トナーを載せ、前記加圧部を用いて、10N/cm2の圧力で前記ステージ上の前記トナーを30秒間加圧する第2工程と、 前記第2工程の後、60mm/秒の速度で前記加圧部を前記ステージから遠ざけつつ、前記ロードセルを用いて、前記加圧の開始から前記加圧部が10cm上昇するまでに前記加圧部と前記ステージとの間に加わる荷重の最大値を、前記トナーの内部凝集力として測定する第3工程と、 を経て測定される。]
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (3件):
G03G9/08 325 ,  G03G9/08 331 ,  G03G9/08 381
Fターム (14件):
2H500AA01 ,  2H500BA03 ,  2H500CA02 ,  2H500CA05 ,  2H500CA06 ,  2H500CA27 ,  2H500EA39B ,  2H500EA41B ,  2H500EA42B ,  2H500EA45B ,  2H500EA48A ,  2H500EA52A ,  2H500EA58A ,  2H500EA65A

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