特許
J-GLOBAL ID:201803003682903940
低いコンプレッションハイトを有する、頑丈かつ軽量のピストンおよびその構成方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-549779
公開番号(公開出願番号):特表2018-510994
出願日: 2016年03月23日
公開日(公表日): 2018年04月19日
要約:
内燃機関のピストンおよびその構成方法を提供する。ピストンは、環状の、最上の燃焼表面から半径方向内向きに垂下する燃焼ボウルを形成する上壁を含む、頑丈かつ軽量のモノリシックなピストン本体を有する。クラウン下面は、燃焼ボウルの下側に形成され、クラウン下面の一部は、それぞれ互いに正反対に位置するスカート部、ピンボス、およびスカート部をピンボスに繋げるストラット部によって画定されている。画定されたクラウン下面は、ピストンが往復する長手方向の中心軸に沿って見た場合、開放した表面積を有し、これによって、はねかけられたり噴霧されたりしたオイルが自由に直接接触できる領域が広く設けられ、使用中のピストンの冷却が向上する。さらに、重量を低減し、冷却を促進するために、ピンボスの上部領域の上に延在する貫通くぼみが設けられ得る。
請求項(抜粋):
内燃機関のピストンであって、
前記ピストンがシリンダボア内で往復する長手方向の中心軸に沿って延在するモノリシックなピストン本体を備え、前記ピストン本体は、少なくとも1つのピストンリングを嵌めるための環状のリングベルト領域を有する上部燃焼表面を形成する上壁を有し、前記環状のリングベルト領域は、前記上部燃焼表面から垂下し、前記上部燃焼表面は、第1部分と第2部分とを有し、前記第1部分は、前記上壁の外周に沿って環状に延在し、前記第2部分は、前記第1部分から半径方向内向きに垂下する燃焼ボウルを形成し、前記上壁は、前記第2部分の正反対に位置する前記燃焼ボウルの下側に形成されたクラウン下面を有し、
前記ピストンは、さらに、
前記リングベルト領域から垂下する、シリンダボア内での前記ピストンの誘導を容易にするためのスカート部の対と、
ピンボア軸に沿って横方向に離れて一直線に並ぶ、リストピンを嵌めるためのピンボアの対を提供するピンボスの対とを備え、前記ピンボスは、ストラット部を挟んで前記スカート部に接合され、
前記クラウン下面は、前記スカート部、前記ストラット部、および前記ピンボスによって画定されており、前記長手方向の中心軸に沿って見た場合、前記ピストン本体の最大外径によって定められた面積の約30〜55パーセントの間の面積である、開放した投影2次元表面積を有する、ピストン。
IPC (4件):
F02F 3/00
, F02F 3/22
, F02F 3/26
, F16J 1/08
FI (4件):
F02F3/00 Z
, F02F3/22
, F02F3/26 C
, F16J1/08
Fターム (8件):
3J044AA06
, 3J044AA12
, 3J044BA03
, 3J044BC01
, 3J044CA01
, 3J044CA13
, 3J044CA23
, 3J044DA09
引用特許:
審査官引用 (2件)
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一体鋳鋼による一体鋳造ピストン
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-522703
出願人:フェデラル-モーグルコーポレイション
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エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-080352
出願人:株式会社クボタ
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