特許
J-GLOBAL ID:201803004271943157
高硬度鋼板及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
三好 秀和
, 伊藤 正和
, 原 裕子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-509544
公開番号(公開出願番号):特表2018-528325
出願日: 2016年08月18日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
本発明の一側面は、500HB以上のブリネル硬度を得るために、最小炭素含量の関係式に従って鋼組成を設定して500HB以上のブリネル硬度を有する高硬度鋼板及びその製造方法を提供することにある。 本発明の一側面は、熱間圧延された熱延鋼板を冷却する工程を含んで製造される500HB以上のブリネル硬度を有する高硬度鋼板であって、炭素(C)の最小含量が下記関係式(1)を満たし、 [関係式1] C(炭素(C)の最小含量)≧0.481-0.104Mn-0.035Si-0.088Cr-0.054Ni-0.035Mo-0.0003C.R. [ここで、Mn、Si、Cr、Ni、及びMoは各元素の含有量を重量%で示した値であり、C.R.は熱延鋼板の冷却時における冷却速度を示した値であり、単位は°C/sである。] 95vol.%以上のマルテンサイト相を含む微細組織を有し、並びに 500HB以上のブリネル硬度を有する高硬度鋼板及びその製造方法に関する。
請求項(抜粋):
熱間圧延された熱延鋼板を冷却する工程を含んで製造される鋼板であって、
重量%で、炭素(C):0.05〜0.3%、ケイ素(Si):0.5%以下(0%を除く)、マンガン(Mn):2.5%以下(0%を除く)、クロム(Cr):1.5%以下(0%を除く)、モリブデン(Mo):1.0%以下(0%を除く)、ニッケル(Ni):1.0%以下(0%を除く)、ニオブ(Nb):0.1%以下(0%を除く)、チタン(Ti):0.1%以下(0%を除く)、バナジウム(V):0.1%以下(0%を除く)、ホウ素(B):0.01%以下(0%を除く)、アルミニウム(Al):0.1%以下(0%を除く)、残部鉄(Fe)、及びその他不可避な不純物からなり;
前記炭素(C)の最小含量が下記関係式(1)を満たし、
[関係式1]
C(炭素(C)の最小含量)≧0.481-0.104Mn-0.035Si-0.088Cr-0.054Ni-0.035Mo-0.0003C.R.
[ここで、Mn、Si、Cr、Ni、及びMoは各元素の含有量を重量%で示した値であり、C.R.は熱延鋼板の冷却時における冷却速度を示した値であり、単位は°C/sである。]
95vol.%以上のマルテンサイト相を含む微細組織を有し、並びに
500HB以上のブリネル硬度を有する、高硬度鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 301W
, C22C38/58
, C21D9/46 S
Fターム (21件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA11
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EB06
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FB00
, 4K037FC04
, 4K037FD03
, 4K037FD04
, 4K037JA06
引用特許:
前のページに戻る